“未装着”-強烈な閃光!-LED丸型LED投光器-バックライト-作業灯-集魚灯-27w-6000k-12v-24v対応の商品レビューとフォグ・ライト化の計画書!!

【初めに】
私は電気知識や自動車の整備,
改造に関して"アマチュア"です。
この記事は自動車の改造および,
電気知識のない方にも読んで頂けるように記事を書いております。
ご一緒に"理科"の実験のおつきあいをしてもらえますか?

【ご注意】
近年LEDライトの眼にたいする影響が指摘されています。
LEDライトのみならず,スマートフォン,アイフォン,タブレット端末,
PCの液晶すべてにおいて共通の影響があります。
結論を述べれば、2019年の現在の日本ではLEDは"目には悪くない"とされています。
日本では医学的根拠がないと言われていますが
果たしてどうでしょうか?!個人的見解としては,
LED照明から放出されるブルーライトは"絶対"注意が必要と考えています。

私は一般人に比べ眼の損傷があります。
本商品のような強烈なライトを近場で検証するに辺っては,
LEDライトが眼に入ると強い吐き気が生じ,
サーカディアンリズム※(体内時計)を狂わせると言われています。

※青色波長の"ブルーライト"を避けなくてはならない理由とは?
青色波長は太陽光のみではなく、蛍光灯や昼光色LEDにも含まれている。
夜間これらの光を多く浴びることは概日リズムが後退してしまいますので、
夜型に位相されてしまう可能性がある。
夜間の照明をブルーライトが少ない白熱灯を用いることや、タブレットや
携帯端末をいつまでも観ていない,寝室ではやや暗めの"1"照明とすることが大事といえます。

LEDから発する
ブルーライトは波長の短い青色光(波長400nm~500nm)が存在し,
光自体のエネルギーが強く網膜まで貫通することから、
暫く見続ければ眼に深刻なダメージをおこす可能性があります。

実際"哺乳動物"の検証実験の結果においては,
20時間~30時間LEDの照射を浴びせる事に依って
完全に"失明"しています。

車を普段運転している私達は"被害者"でもあり,かつ"加害者"でもあるのです。
現在の日本ではヘッドライトを"ハイ・ビーム"にしたまま走行している車があります。

日本の道路事情は渋滞の多い国です。
"ハイビーム"にしたままの走行は対向車や前方車のドライバーの網膜に
強い"可視光線"を浴びせ続けているのです。
どのメディアが流布した情報か知りませんが,そうした見識の甘さと"個人主義"観は現代の
日本人が抱えている課題というか問題点のひとつといえるでしょう。

本商品においても予防策としては黄色に近いサングラス(茶色を含む)の使用,
ブルーライト対策用のサングラスを是非ご使用下さい。

医学的根拠ないといっても近場でのLEDライトの直視は
網膜に深刻なダメージを与える可能性があります。

また"好奇心旺盛なお子様"がおられる方は検証に当たっても万全の注意を払い,本商品に
おいても絶対お子さんが"肉眼"で直視し続ける事のないようお願い申し上げます。
前置きが長くなりました。商品の詳細のレビューとなります。

【商品のレビュー】
もはや"カブトムシ"のような昆虫も
寄りつく事のなくなった"街灯"として日本国内でもかなり普及してきた"LED"ですが,
今回の記事で扱うDC12Vの商品は検証結果としては充分過ぎる程の激しい"閃光"でした。
↓実は本当は以下の商品を購入しようと考えていました。

↑このメーカーの品をAMAZONさんで"カート"に入れて注文までしていました。
高性能な様子で,是非チャレンジしてみたいと思っていた商品だったのですが,
ふと気がついたのは本体の"奥行き"が問題でした。

5.8㎝もあったのです。
私の今回のニーズにはその厚みは"肉厚"すぎました。
入金前でしたので,慌ててキャンセル。
奥行きの薄いものを改めて捜索し,
チョイスしたのが今回の商品3.3㎝(33㎜)でした。
従って本商品を選択した最たる理由は厚みがとても"薄い"という部分に拘りました。

近年の日本では"あおり運転"というのがとても問題視されおり,
刑事裁判になったりして,社会的問題のひとつとなっています。

自分自身,つまりドライバーがそう思っていなくても,強烈なライトを
搭載するにあたって配慮すべき点は,
前方車両に対し"威圧"的な行為になる可能性があるという事です。
対向車に対してもこれは"言うに及ばず"でしょう。
設置にあたっては"照射角度"を充分に検討する必要があります。

自動車の日本国内での"法定車検"が近づいています。
既にディーラーにて予約を取っておりますが,
毎度の事ですが,少々ブルー(憂鬱)な気分になりますねw。

何故かと言うと私の場合は
改造パーツ(主に外装部品)を取り外す作業が必要になるからです。

取り外さない状態の車両の場合,
これは"運も"あるかと思いますが,"違法改造車両"として
"陸運局"にて"もの言い"が始まってしまう可能性があります。

<外国の方へ>
"もの言い"って一体何?!・・
物言い(ものいい)というのは日本の"相撲"において偉い人達,つまり
行司が下した判定(軍配)に対して審判委員達や控え力士が複数で協議=異議を唱えることです。
またそれから転じて、異議を申し立てること全般を"物言いをつける"と日本語ではいいます。

忙しい時期などは割と楽にスルーされる場合があっても,
時間に余裕がある時に"違法改造車両"ではないか?と"もの言い"が生じて
車検のやり直しになる事もあります。

そうした理由で今はあえて装着せずにいるアイテムですが,
車の改造の計画や予定を考えるのはストレスの多い今の
自分にとって"楽しいひととき"のひとつです。

私の自動車にたいしての
改造コンセプトというか"ポリシー"は
日本の法定を全て守った中で改造するという事です。

若い頃は派手さばかりに重点を置きましたが,私も歳を取ったので,
まるでメーカーのワークス・オプションではと感じさせる様な"さりげない"改造"が理想です。
そしてずっと点灯しっぱなし,もしくは稼働しっぱなしというのではなくて,
全ての改造箇所はいつでもONとOFFが自由に出来る事が"私のポリシー"です。

エクステリア(外装)のアンダーネオンなどのイルミネーションにおいても,
"光源"は出来る限り丸見えにならず,車体の外装と
マッチした色合いと設置と遵法を心がけたいと思っています。

今回のライトは,"フォグライト”として利用する為に購入しました。
ラジエーターの両サイド部に装着出来ないものかという計画です。

四駆のジープや,ラリー・カーであればライトを固定するステーを使用して
ライトそのものを剥きだしで突出した設置も格好良いと思いますが,
コンパクトカーの場合,出来れば外観の内部であくまでも"さりげなく"装着したいのです。

そこで考えたのが,
フロントのエアログリル(網状の内側=写真の白い□の部分)の中に
装着(インサート)できないかという計画となります。

DE5FSのスポルトの場合,
純正フォグランプは既に存在します。

予備ライト?としてクリアー色のフォグを〇の白抜きの箇所に
取付けられないものかというコンセプトです。

最近はトヨタ車などで
"縦軸"に黄色のフォグの上にクリアー色の"ケルビン数の高いLEDライト”が装備されて
いる車を散見します。

でも,私のイメージしているラジエーター両サイドのしかも
内部で点灯している"改造車"は少なくとも一度も観た事がありませんね。

この場所の設置において何か問題点があるのか,相当に"難しい"のかも知れません。
およそ考えられるのは"外気"からラジエーターを冷やす為に
殆どの車のフロント・グリル部は"網状"になっている訳ですが,
ラジエーターが全てを占有してしまっているのでしょうか。
大型のセダン車はその傾向は高いかもしれません。
けれども私のDE5FSの"両端"は"ヒートシンク"にはなっていないスペースがある訳です。
ラジエーターをボディと固定しているだけにしか過ぎません。ただ今のところ実際はなんともいえませんが,設置の難しい場所ではあると予想しています。

少なくともフロントのエアロ・バンバーは全て取り外した方が作業はし易いでしょう。
もしくはフォグランプの交換でアクセスする場所(ジャッキアップし,マットガード=泥よけを脱着して作業する必要がある)から"空を見上げて"の"仰向けでの作業"は結構骨が折れるかも知れません。
いずれにしても当たって砕けろのD.I.Yの精神で,駄目もとでチャレンジしてみたい訳です。

設置に問題があれば,
購入したLEDライトは他の目的で利用する予定です。
例えば,バーベキュー用の室外灯としての使用など検討しています。

さて,本商品の精査に入ります。

今回は"AMAZON"さんからの入手となりました。

こうした商品はなかなか老舗の日本の電気部品の販売店
さんだと入手出来ません。
AMAZONならではの商品といえますね。

まず,表題やスペックから検証します。
↓以下は原文のままです。
この商品は中国製でしょうか。
"独特な日本語の言い回し"です。

"BraveWAY LEDワークライト 丸型 車外灯 農業機械 27w 6000k 12v-24v対応 カバー薄いLED照明"
という商品の表題です。2個でのセット販売です。

1.IP67防水等級、100%防塵、
防水、最大1mの水を30分間防水。防水、防塵、耐衝撃および抗爆発。

2.アルミ基板なので、高温にも耐えられる非常に優れた耐熱性・放熱性を実現!
さらに強い耐食性と一定の絶縁性を持って、とっても便利です。

↑上記の図解での6000k(ケルビンといいます)は色です。正確に言うと色温度といいますがイメージがつかみにくいですね。↓下の図でイメージが明白になると思います。

3.ステンレス取付金具。取付ステーで上下のライト角度調整可能です!
赤色:プラス極, ブラック:マイナス極。

4.トラックの荷台用の照明、フォークリフトのライト、除雪車のライト、
海苔漁の常夜灯、シラス漁の常夜灯、漁船の作業用ライト、トラクターのライト、
夜釣りの照明・集魚ライト、
漁業用、農業機械、建設機械等の作業に、災害時の備えに、交通整理に、工事現場に様々な場面で活躍できます!

5.固定用部品はすべて腐食されにくい素材を使用しております。
硬度にも信頼性があり、揺らぎなくワークライトを支えます。

↑との事でした。

まず,
机上の"公式"が必要です。

【A(アンペア)×V(ボルト)=W(ワット)】
この公式で世の中の電気の全て?が成り立っています。

電気はイメージが掴み難いものです。
何故なら電気火災でも起きない限り,
普段は眼で見えない世界だからです。

だからよく水道にたとえられます。
水道管に水が流れていることを想像してみて頂けると幸いです。

電圧はつまり水圧です。
電流は水の水流、電力は流れる水の量です。
余談になりますが
"抵抗"=Ω(オーム)とはホース内に詰まったゴミ(つまり電気を流れにくくするもの)と考えて頂ければw,
なんとなく簡単にイメージして頂けるのではと思います。

補足説明します。
電気の流れのことを電流といいます。
電流は+(プラス)から-(マイナス)へ流れるという地球上での"鉄則"があります。
単位はアンペア(A)です。

直流とか交流とは?
一方向に流れる電流を直流(DC)、日本語では"整流"ともいいます。
つまり簡単に説明すれば"乾電池"から流れる電気の事です。

バッテリーを搭載した機器の内部の殆どはDCです。
パソコンの内部もDCです。
あなたが使用している移動体携帯端末機器も殆どがDCです。

流れる方向がたえず逆になる電流は"交流"(AC)といいます。
一般家庭のコンセントから拾えます。

ACの利点は発電所から送電線を通じてすごく遠くまで電気を運ぶ事が出来ます。

直流はDC、交流はACと表記します。
車で使用されているのは殆どが直流=DCです。
(オルタネータなど一部"交流"な箇所もあります)

電流を流す働きを電圧といいます。
単位はボルト(V)です。

電流がする仕事は
電流と電圧の積(かけ算)で表します。
単位はワット(W)です。

説明をまとめます。

電圧の単位はボルト(V)
電流の単位はアンペア(A)
抵抗の単位はオーム(Ω)
電力はワット(W)です。

さて,
本商品の電気的スペックをまず探らないとなりません。

性能違いの"姉妹品"であれ?って思ったのが,
"930A(アンペア)"という表記です。
この数字は完全に"異常"な値です。

さきにお話した
鉄則の公式である,
【A×V=W】で
計算してみます。

普通自動車(トラックは主に24Vのバッテリーを搭載している)
はDC12Vなので机上での計算をします。

930(A)×12(V)=11160(W)!!1万ワット以上!?
それはいくらなんでもあり得ないでしょうよw。
トラック等に搭載する24Vのバッテリーならその倍です。
"狂った"数値です。

つまり,日本語において明かな
間違いの説明="誤植"がある商品=販売店であるという事ですね。

私の購入した商品の表題に"27w 6000k"とありますが,
そういう記述も,まず否定して疑う必要性があります。

2個で27Wなのか,1個にたいしてなのか,
おそらく2個セットで販売しているので2個の値としての見込みとして"仮定"します。

兎に角,誤った表示のこうした商品を購入する場合は,
説明を"鵜呑み"=信用してはいけません。
品物が良ければそれで良いのですw。

本商品においては"省エネ"は私の場合はあまり考慮しておらず,
自動車のサブ用の"フォグランプ"の装着を予定しているので,
一体何アンペア(A)の負荷が掛るか,設置に当たって計画する上で,
ただそれだけを知りたい訳ですね。

"仮説"を立てながら,
実際測定してゆきます。

その前に外観からご説明を致します。

↑到着直後-化粧箱とはいえない程の簡易包装です。JG-930と刻印されているシールが貼られていました
↑箱を開梱します
↑↓マニュアル(説明書)は一切付属していませんでした
↑↓付属部品です。ナットやワッシャー,ボルト,ステ
↑上2枚の画像は本体の表面と裏面(左側は付属品を取付けてみました)
↑本体正面(前面)です(9個のLEDが挿入されています)
↑照射する平面と本体を覆う部分のつなぎ目の防水性がまず気になります(防水加工する必要性を感じます)
↑本体の裏面です。"放熱"を考慮した設計になっており,
塗装の状態は品質は高く,非常になめらかで,厚みがあり,好印象です
↑本体からの電源コードの"出口"付近です。
このゴム部分は防水シールドを施す必要があるでしょう(野外では劣化し腐食し易い箇所です)
↑本体裏面の造型は値段の割に素晴らしいと感じさせてくれま(上部と下部に各2つずつ,4つの穴があります)
↑穴を覗くとネジ穴のメスになっていました(これでさらに,設置方法のバリエーションが増えます)
↑このネジは付属品ではありません(手元にあったものを流用して装着してみました)

それでは,本体の理科(電気)の実験に入ります。

私は自宅でDC(直流)の検証用の電源で簡易的に
古いデスクトップパソコンで使用していた電源を改造
したものを使用する事があります。

さきに上述した様に,
パソコンの中身は車と同じ12Vの直流
が流れています。

実測すると12Vよりは低い値です。
私の所有している古いパソコンの電源はおおむね,11.69~11.70Vです。

実際の車でのバッテリーにおいての"この値"は
車本体に問題があるか,車載しているバッテリーそのものが
劣化している状態といえるでしょう。
車自体,かなりコンディションの悪い状態といえます。
少なくとも夜間でのヘッドライトは暗いでしょう。

私の場合は,おおよその予測が計測出来れば良いので
こうしたPCのリサイクル電源を使用する事があります。

方法は子供の頃,乾電池を使って豆電球を光らせた事の応用です。
テスタ-は回路の区間に直列に繋ぎます。

まず,2個のうち1個を光らせてみます。
テスターでは,0.59A~060Aを彷徨っています。
家庭から供給される交流ACからDCへ変換しているPC電源から
の測定です。家庭用交流電源も一定ではありません。
またテスターにも誤差が生じます。
別のもう1個も測定してみます↓0.65Aとでました。

↑商品本体の個性というか,このくらいの違いは許容範囲です。
また測定方法に限界がある為,あくまで私にとっては許容範囲の誤差値です。

次はいよいよ,2個同時に点灯した時の電流の値です。
上の↑の画像が出た値です。
車への設置は,各+と-をY字に並列に繋ぎライトを2個同時に点灯します。

この値を元に,前述しましたメーカーの
"27w 6000k 12v-24v対応 カバー薄いLED照明"
という謳い文句と照らし合わせます。

画像より2個同時点灯(11.7Vの場合)は0.95Aとして,
11.7(V)×0.95(A)=xW数
つまり,合計11.115W(ワット)です。メーカーの謳い文句の"27W"には到底及びません。

直列・並列の違いは以下↓です。

気になったので,別の簡易測定器を使用して値を出してみます。
"キャリブレーション"=調整済みです。
このテスター(測定器)V(電圧)とA(電流)を簡単に出してくれます。
↓下の画像は1個点灯の値。(電圧値は先ほどのテスターより0.02V値が異なります)

"駄目押し"で,別の電源にて測定します。
AC→DC変換器を使用します。12Vの車載用商品を使用する為の商品です。
最大電流値は8A。割と扱う電気器具への供給量は高目のアイテムです。
接続部はシガーソケットのメスです。オス部は自作製,内部のヒューズ管は10アンペアです。
電圧を測定すると12.62V。自動車にかなり近い測定となります。
この値のバッテリーの電圧で走っている車も多いでしょう。

↑単体では0.79A。2つ並列では1.12Aという結果が出ました。

本商品の電気部のまとめです。

最初のデジタルテスターでの計測。
一個では0.65A。
2個点灯(11.7Vの場合)は0.95Aとして,
11.7(V)×0.95(A)=xW数
つまり2個並列接続では11.115W(ワット)です。

2度目の同上と同じPC電源にて別の測定噐での計測。
電圧と電流値を計測出来る簡易測定器では
電圧値は11.9Vを示しました。
一個では0.68A。
2つ並列では1.11Aという結果が出ました。
つまり2個並列接続では13.209Wです。
差分は2.094。測定誤差は許容範囲内です。

3度目は別の電源にてのデジタルテスターでの計測。
負荷のない状態では12.62V。
単体では0.79A。2つ並列接続では1.12Aをマーク。
つまり2個並列接続では14.1344Wです。

W数はメーカーの説明をまずは疑わなくてはならないので,
上記の3つの計測からW(ワット)数の平均値を求めます。
平均値は検証した値の総数÷検証の回数です。今回の検証した数は3回ですから
(11.115+13.209+14.1344)÷3=(38.4584)÷3=12.81946666(W)
従って,12V前後の使用下において,13W前後の電力であることが伺えます。

あくまでアマチュアな検証レベルですが,
本商品の2つのライトの同時の稼働で使用された電流値は
1Aの前後を彷徨っていました。

車への実装においては※"OBD"から得た情報値では
私の車は13.7Vの電圧が平均値です。
この値は"オルタネーター"=発電機から直で拾っていないので当然誤差があります。

※OBDとは?
オン・ボード・ダイアグノーシス(英語=On-board diagnostics)。
自動車各部に取り付けられたECU(Electrical Controll Unit)に
プログラミングされている自己診断機能の総称である。
On-Board Diagnosticsの頭文字を取りOBDと略称する。


電流値は12.8194w÷13.7v=0.9aとなります。
最初でお伝えしました電気の公式の鉄則で計算しています。
つまりこの商品でのメーカーのW数の説明は, あくまで 24V搭載のトラックのバッテリーに
たいして説明をしているという事が判明しました。

24Vは普通自動車の12Vに対して2倍の積です。
つまり,W数は27Wに限りなく近い値となっているからです。
12Vの検証結果。 12.81946666(W) である事からその倍数は26W相当となる。

1A程度の確保は現在の私の車では容易です。
スイッチも3.4つは空いています。今回の設置では電気系統で増設する箇所はない様子です。

1番の課題であった電気系統に関しては
私のニーズでは許容範囲の商品と伺えます。

尚,商品の本体から直接伸びている赤+,黒-の電流を流す線ですが,
太さは内部線はかなり細いもののそれなりにしっかりしたものでした。
計測には至っていませんが,触った瞬間に0.2スケア(sq)線だと感じました。

私の場合はバッテリーから直接繋ぐ=日本語の所謂"バッ直"を好まないので,
運転席側に一度電線を引き込む必要性があります。

0.2スケアでも充分ですが,
雨や風に依るトラブルが車載搭載では多いのです。
私の経験値では外装品に関しては
"全て"において"0.2スケア線"のご使用は止めた方がいいです。

0.5※スケア線(容量7A)が適当と考えました。
※スケアとは?
配線の中の金属部分の直径の大きさで表す。
0.2スケアであれば直径0.2mm、0.5スケアだと直径0.5mm。

線と線を繋ぐうえで究極の工程作業は"ハンダ付け"で完全に接続してしまう事が理想的です。
けれどもバイクや車は自宅で作業出来ないので,様々な簡易的に接続出来る
コネクタというものが存在します。

最近,よく使用するのが,
日本製の"組端子"と呼ばれる部品です。0.2スケア以下の線も"しっかり"接続
してくれます。そのアイテムを利用する上での課題は"組端子"そのものをどう固定するか,です。
サイズの違う導線同士を接続上では貴重な部品です。

自動車やバイクは常に強い衝撃と振動に晒されています。
設置の際は簡単な中継コネクタなどが重宝しますが,
簡単に外れてしまう事が過去,私の経験値ではあります。

しっかり導通させ,線と線を接続する上では組端子を利用することは最善かと思います。

最後に,2つの課題が残されています。
それは"防塵性"と"防水力"です。
↓この画像はメーカー側が提示したスペック(性能)です。

私は近年の中国製のLED商品の性能ととても高く評価していますが,
この記事の通り,全てを鵜呑みにはしているわけではありません。
日本製との価格差は1/5から1/10です。
また説明も曖昧な商品が多数あります。
本当に"IP67"をクリアしている製品は,
本来この値段では買えないという認識=常識が浮上してきてしまいます。

※IP67の精嚢は移動端末機(Apple社のiPhone 7に相当します)の一部に該当します。

※IP規格とは?
私から観れば机上の空論の"IP値"ですが,規格がないよりはあった方が"良い印象"を持つ程度です。
購入者にとって電子機器としては大事な要因かも知れませんね。

IPは国際電気標準会議(IEC)が定めた保護等級です。
IPの後の左側の数字は人体及び,固形物=つまり"埃"に対する等級を
示し,その右側は水の侵入に対する等級を表します。
例えば本商品のようにIP67とは、6等級の防塵性能があり7等級の防水性能を保有しているという意味です。

下の画像は,日本の石川県にある"日新産業"社様からの引用図です。
非常に分かり易い図表なので掲載させて頂きます。

↑日本語のみで外国の方には判別し難くて恐縮ですが,
防塵性能においては,究極は6レベルが最高値,
防水力においては,7以上に"8"という数値がありますが,
8に対しては具体的な定義が実は定まってはいません。

つまり,8の水準は"7"迄のスペックを全てクリアした上で企業側の"努力”
でさらに防水力を高め,実験結果上,あくまで"当社比"で7を
越えていると"謳っている"だけにしか過ぎないという事です。
私の結論としては,8の水準は完璧に"防水"海中や水の中での使用に
耐えられる商品でなくてはなりません。

そうした認識は,生産国によって違うので,なんとも云えず,
少なくとも私にとっては外国製の安価な工業製品においては,
なんの意味もありません。

本商品においても,
まだ設置していないので未知数ですが,
仮に本当に"IP67”の性能を保持していても,車での搭載は利用"不可"です。

あなたが大事にしている,移動携帯端末機(アンドロイドやiPhone)
を何時間も大雨にさらした状態で使用している事をイメージしてみて下さい。
それがIP67のレベルという事です。

自動車やバイクは非常に過酷な条件下で自走しなければならない"ミッション"があります。
自動車はバイクはつまり"おもちゃ"ではありません。
愛してる女性を乗せる事もあれば子供を乗せている事もあります。
台風の日も砂丘のように風の強い日もあります。
悪天候の全てに耐えうるパーツを装備していなくてはなりません。

改造車の場合,仕上がりは悪くても外装設置においての
電装品は※コーキング(防水処理)を自力でする必要があります。

※コーキングとは?
コーキング(英語caulking)は、製品において、
気密性と防水性向上を目的として隙間を目地材などで充填することを意味します。

私のD.I.Yにおいて,もっとも苦手な項目です。
つまりたただ,下手なのですw。
どなたかコーキングのノウハウを伝授して頂きたい程です。

苦手な作業なのでやりたくないのですが,
自動車の外装に装着する上では"必須科目"となります。

今回は"バスコーク”という商品を使用します。
大量に使用する際は職人が使用する"ガンタイプ"の大容量を使用します。
クリア色とありますが,実際は透明感のある乳白色です。右側の白色は白ですw。
本商品に無駄に充填してしまった箇所は今後削る予定です。

↑右側が白,左側がクリア色です
↑前述したように電線の出口付近は劣化し易い為コーキングします。

今回は非常に長い記事になりました!
最後までおつきあいしてくれた方,ほんとうに"ありがとう"!!
それでは!

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