少年時代の出会いの「運命」に逆らう事は可能だろうか?!-【淳】-土師守(はせまもる) 氏著

私は「絶歌」・・そして・・
「少年A」この子を生んで……父と母悔恨の手記」のレビューも本サイト(amazon)にて
挙げている者です。
その他,本件,酒鬼薔薇名乗る「少年A」関連の書籍はその殆どは網羅し,
今後も時間あればあくまで自分なりにではですが,溜めた文をuploadedする予定です。
遜色抜き素直な意見を書きます。
淳さんの父であられる,土師守氏の「生」の声,
改めて再び2016年になり,拝読(再読)しました。

無論,職業作家
校正作家が挟んでいないと推察される
(執拗で若干くどいなと感じる繰り返しな内容等,原文のママ)・・と想定され,
気になりましたが,しかし,これこそが直筆であり,生であって,一心であって,
真と思われる確信,父として息子さんへの慕い,現行法(少年法)に対する憤り,
マスメディアの報道モラルに対する警鐘は・・迫真であり
おそらく内容総ては真実であり読み手にとって始終信頼出来,
社会性まで考慮された,これは,大変貴重な書です。

この書の大事さは,
本書の言葉をひとつひとつ紡めば,
そこにあるのは我々読者が受容出来ぬ程の被害差側の怒り・苦しき哀しみと,
今の日本社会への被害者遺族のギリギリの限界を既に越えた上での
祈りにも似た・・・・
顔も知らぬ今な社会へ対しての生の声である,というメッセージです。

著者の社会的人格・理知・並び精神力が強靱でなければ
本書の様な出版は為しえないと感じました。

其れ程,本件そのもの,そして少年法,マスコミ・モラルに
対する赦しがたき思い,淳さんの実父である土師氏が極めて人格者であったに依り,
本書が世に出る事が,不可能が,”’可能”になったのだと思われます。

「絶歌」においても,
「少年A」この子を生んでにおいても,
否定的意見の多い書籍ですが,
表面的に読めば,恐らく殆どの方が
「私」のReviewは著者に対して「肯定的」意見,
と捉えられているかと思います。

そうした流れは・・当たり前の事で,ニホンの
ひとは「体裁」(ていさい)なんか重んじます。
揺るぎない信念というより,公約数を把握した上での意見,
その無意識性に罪はあると思えます。
ステレオタイプの人間というのはまず各々の自覚がありません。依って
ただ否定するだけの者に対し,私は短絡的意見と判断しており,構いません。
ムカツイたならむかつくなりの例えば少年A著による「絶歌」に対し,
非難・批判する上での「説得力」のある文評・・・どうなんですか?!
絶歌は巧妙な書と思えます,これを論評するのはある面てごわい,と思います。
実,否定派の検証は,内容的に味が,少ないです。

ツイッター如く,
様子観(ヨウスミ)で最大公約数的に
批判数が多いであろうと感じれば,単に
なにがなんでも悪としソチラへ流れる風潮は,
ある面ファシズム的で,根本的に自分自身が
もはや判断出来る状態でない事を物語っています。
ツイット(スズメの声)自体
言葉に力がないので,シリアスな書評にはまず向かず,
滑稽な現象と当方は判断しています。

日本も顕著ですがその傾向は例えばアメリカ然り
どの国でもあり,肝心なのは本質を何処まで抉って(えぐって)
自身と向き合い課題存在ときちんと
判断できているのか否かです。

が,ここであえていいたいのは,,
「少年A」この子を生んで・・において,
こんな親は何処にでもいる,
という私の庇護した様に見受けられるような言い方(発言)は,
語弊を承知で云わせて頂くと,

「こんなバカ親は何処でもいる」という事に尽きます。
こんな親を非難したら,それこそこの国の根本的な家庭
を全否定になるのではないか?と思う位,普通の親だと当方は
思いますが?!

つまり,自分達の家庭,
自分達の内々さえそれさえ良ければ,
実は周囲やお隣や相手の家族や地元なんか
実はどうでもいいのです。世界観の希薄な,村社会の極みです。
というか元々盲目なので,頭の片隅にもないのかも知れません。

息子の事しか頭にない母親,
そんな輩は,昔から・・・
今だって若い世代の20代
30代の近所で挨拶すらぞんざいな
母親・・幾らでもいる,という事です。
親から娘なんかにただ,伝搬してるだけの事じゃないですか!

依って・・・
「少年A」この子を生んでにおいてに関しては
私自身の両親にも想い馳せ・・似たようなもんだなぁというのが
私なりの思いです。

少年A この子を生んでにおいて
を徹底批判している諸氏は,
余程完璧な親御さんに育てられてるのかな?と
というのが当方の見識です。相当な自信がおありなのかと。
階級論争時代でもあるまいに?!上から,外野の意見かなと。
私には,とても其れが出来なかったというだけの話しです。

本書の著者においては,
まず社会的人格者として,上記,
「少年A」この子を生んで・・
の書内容のレベルとは明かに立場が異なります。

同軸で捉えるのは私にとっても不本意と感じ,
が,事件的には同じカテゴリーの書籍と化しますので
その辺は読み手のそれこそ,
読み手の受け手,あなた自身の全人格,
感情次第という事になるのではと思われます。

本書を読み,
淳さんの感性は,,
私のようなこんな親父でも
シンクロナイズ(リンク)出来る箇所がありました。

淳さんの好きだった
「翼をください」は70年代,ユーミンやYMOを輩出し,
アルファレコード社長でもあった村井邦彦氏による日本の楽曲・・
私も小学生時代ほんとうに大事で好きで,今でも深く愛している楽曲です。

世代超え,他色々な側面,
本書紡ぎ,著作者が父上である
淳さんとあくまで書中ではありましたが,
精神的にリンク出来ました事,これは
深く,感謝致します。

淳さんがご存命であったなら,
芸術方面におき,きっと活躍した方でなかったかと
非常に個人的に,残念です。

「少年A」と淳さんとの
繋がりは
「カメ」・・亀
それのみの共有し得た一種の「記号」だったの,かなと,思うんです。

誰もが通る
少年時代・・・・

大人になっても
縁というのは・・・人生においても,
良くも悪くも不条理というか・・選択出来ぬ場合多し。

一体,人間の所業とは,,,人生とは,,
何なのでしょうか。

ただ・・・
大人社会と違い,
子供時代の「縁」というのは,
はなはだその殆どが拒否出来ず・・・・絶対的なのかも
知れませんね。ある面,
残酷です。

子供時代は・・残酷な側面が,
オトナ社会とはまた違って,
あるのだということです。

「運命」という,
私の嫌いな言葉をあえて最後に
述べるなら,

少年時代の運命に
逆らう事は果たして?可能でしょうか??

私は・・・70年代当時ですが,
小学生時代,無理でしたね。。。
義務教育過程・・・もあると思います。
オトナの社会人だったら,退職すれば済みますが,
コドモ時代は・・そうはいきません・・・。
学区外に転校するなんて,例えば・・
親・トモダチ・ガッコウ・・コドモなのに承認の嵐じゃないですか!?

淳さんの感性,
書を通じ,至る所,
当方50歳前にしても,
通じ合えた事,
大変嬉しく
感謝します。

大事な啓蒙(そして書)のひとつとなりました。
お礼申し上げます。

ご冥福お祈り申し上げます。
ありがとうございました。。

PS:.私事で恐縮ですが,2018年にとある重大事件の裁判員として裁判所におりました。
日本の刑事裁判は,被害者遺族も,そして被告も,同じ立場として扱われるという現実です。
当方は身を以て,日本の刑事裁判及び,マスコミ含め,強い矛盾を,感じ得ました。
何故,被害者遺族迄が,犯人扱いされたり,または執拗な尋問に遭わねばならないのか?!
リアルに当事者と接見し,厳しさを得ました。改めて,訂正箇所踏まえ,送信いたします。

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