「少年A」この子を生んで-父と母悔恨の手記-「少年A」の父母-著

40代のオトコです。
本当に書評?というか短い感想文の多くが批判的で酷い本書です。

確かに,読んでいて炸裂する程の衝撃的な叩き込む様な文列もなく,
駄作かも知れない。(少なくなくとも今となっては
絶歌を精読してから改めて読むと)

文章的にも,書としては,永年は持たないだろう。
この位なら素人の自分でもテープさえあれば正直,
構成できるレベルの文です。

多くの方は,
少年Aの親を酷く批判している。

気持ちは分かるが,
私は・・できなかった。

こんな親,どこにでもいるからです。

少年Aとは・・ふた回りも私と干支違いでも,
同じ時代を生きる者同士,彼だけが奇で,特殊で,
諸悪の根源が彼自身,そして家族のみにあるとは到底思えない。

昔から通底しているものが,強く,「彼」を選択し,吹いた・・としか思えない。

とある島から神戸へ,父は必死で日々仕事をし,
その妻も,元はといえば同じ島の母から生まれ,
少年Aを育てた・・
書の内容を針穴をつつく様に責めれば,
至る所が狂っていると皆が言うが・・・,

どこの家庭だって,こんな風で
文章にしてつつけば,
似たようなものです。

やっていい事と,
スジが通っていなくて
ダメな事,時代によって変化するが,
確かに,其れはある。

そういった面では,しつけというか調教というか,
少年Aの特に母親,は神経質すぎたかも知れない。

が,元々,あの界隈自体,
誰が暴発してもおかしくない位,当時
息の詰まる様な街ではなかったのか?

本書を読まれた方は今一つ考えて欲しい。

あなたの親はそんなに完璧なのか?と?
あなたはそんなに完全なのか?と?

わたしは,
彼(少年A)より老いているが,
彼に観た少年時代は・・似たようなものだった。
動物はやらずとも,ケンカは毎日だった,。

彼の母を実母と,彼の父を実父と,
自分の親の手記の様に・・撫でるように読んだ。

不快感はなかった。

彼の親も,懸命に生きた普通の親だった。

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