不屈の”名曲”-山下達郎-“Your Eyes”-主人公の”真実”に迫る!!

https://www.youtube.com/watch?v=T8HoVcxux7E

↑削除された。

↓"私たち"には誰もが平等に優れた"真実"を知り、それを聞く権利があると思う・・http://eichanx.com

日本を代表する音楽アーティストである,
"たっつぁん"=山下達郎さんの
不屈の名曲"Your Eyes"ですが,
公式の"和訳"=つまり日本語の翻訳は"実在しない"そうです。

長年"たっつぁん"のFC(ファンクラブ)に入っている方に尋ねたところ,
私の"疑問"に答えて下さいました。
やっぱりオフィシャルにおいて,和訳はないようでした。

つまり聞き手次第でいかようにも
感じ取れるバラードなんだと思っています。

【加筆及び修正箇所】
後日,同じFCの方が,オフィシャル(公式)の和訳が存在する事を発見して下さいました!わざわざプロの作詞家の方の和訳を印刷して下さってくれて,とても有り難かったです!お礼申し上げます。確かに日本の重鎮でもある"たっつぁん"の音源は数多いです。私の素朴な"外野"な質問でも,
強くRespectしているアーティストに関する素朴な私の問いに改めて精査なさって下さった"会社の先輩"に心より感謝している次第です。
その写しは,自宅に帰ってじっくりプロの和訳を読みたかったのですが,"我慢しきれず"に帰宅途中の車内の"信号待ち"の合間に何度も読んでみました!
・・・おおむね,私の解釈と"同じ"案配でした。しかし,和訳ってこれほど,
ひとによって変るんだ・・とつくづく感じた次第です。
日本語にはたくさんの言い回しがあるので,和訳すると"イメージ"が大きく変化します。音楽の歌詞って"深い"です。言葉の意味は通じても,
歌詞は"感じる"ものだからです。
然るに,あとは好みの問題だと思いますね。

↑アルバム,ビッグ・ウェイブ2014年30周年記念盤からのライナー・ノーツ及び歌詞カードの抜粋
この名曲の和訳がひっそりと存在していたのです!対訳は"いしかわ としゆき"さんという方の様子です

英語が理解出来る有志の方々は,
自分なりに和訳なさっておられますね。
オフィシャルな対訳(和訳)が存在するのに,
自分なりに"和訳"している方は,
多分,公式の和訳の存在を知らないかも知れませんね。(私の様に・・)

WEB上で散見するに辺り,
一番自分と"しっくり"くるというか
自力で和訳なさっておられる方で"素敵"な和訳だなと感じたのは,
"山本"様という設計コンサルタントの方のBlogでした。

私は先日,
その和訳と実際の英語の歌詞を印刷して,
酔っ払って,ベットに仰向けに寝転びながら,
暫く"見て"いました。
いつの間に自分なりに"和訳"し始めていました。
写真の赤字は私の字です。汚くて恐縮です。

とても・・深い・・
深すぎるほどの歌詞の内容でした。

"たっつぁん"の英詞担当で知られる
故"アラン・オデイ"という方の詩=歌詞です。

歌詞に綴られている英語はとても平易です。
日本人で中学校の義務教育を終えている方なら誰でも
読める単語ばかりです。

そんな歌詞ですが,半端なく,とても"深い"のです。

もう何十年と私が愛し続けた"たっつぁん"の
バラードのひとつですが,やはり自分が歳を
とったせいか"深読み"をしたくなるんですね。

で,曲(サウンド)の聡明さ,
澄み渡る青空のような,限りなく透明に近いくらいのブルー色?
を彷彿させるこのサウンドは,この曲の歌詞と"たっつぁん"の歌と
完全に溶け込んでいる訳ですが,
10代の頃からずっと気になっていた"箇所"がありました。

それは
楽曲のラストの4小節の"i love you"と主人公=つまり"たっつぁん"という
肉声のフィルターを通して発している,
2回連呼する言葉の部分とサウンドです。

ずっと謎でした。
自分は少なくとも,
その箇所はメインの楽曲部分とは"毛並みの違う匂い"を察していました。

ずぅと,気になっていて,
気が付きませんでした。

歳を取ってきたせいもあり,
また英語力も昔に比べ多少は向上したせいもあるかも知れません。

この曲は,単純に幸福で爽やかな・・
それだけのバラードではない,
と今の私は"言い切れ"ます。

あまりに残酷で,崇高な,つまり芸術性のある,
不世出なバラードでした!長い歌詞の繰り返しも,
その"事自体"に,意味が生じてきました。

皆さんに,私の感じ方を押しつけるつもりは毛頭ありませんが,
何十年も聴いた曲を,改めて深読みをしてゆくと,
新しい"気づき"と解釈が生まれてきます。

こんな感想=感じ方を持つ人間もいるんだな,
と思って頂けると幸いです。

それでは"和訳"致します。
青字は自動車の中で書きました。
相変わらず,汚い字で恐縮です。
"和訳者"は当然,
この私・・"eichanx.com”となります。
青い文字は,私にとっての"清書"となあります。

Your Eyes
歌:山下達郎
詩:Alan O'day
和訳:eichanx.com


I'm dreaming
and in my dream
I see your eyes
They fill my heart
with heaven

わたしは"憧れていた"
夢を観ている
"あなた"の"瞳"を観れば,
私のこころ(魂)は天(天国)に満たされるくらい

I'm flying
and in the sky
I see your eyes
They answer all
my longing for you

わたしは空へと翔く(はばたく)
"あなた"の"瞳"を観れば
"切望"していた(私の)総てに答えてくれる

I've always lived
my life in fantasy
No chance to take
no heart to break

いつも
自分だけの幻想(ゆめ)の中で生きてきた
"チャンス"を得ぬまま
"失恋"さえもなく・・

But now you take
my hand and
you make me understand
that two dreams
can join together

けれど
いまは"あなた"が(わたしの)手を取り
独りきりでは見れない夢があることを
教えてくれている

It's morning
and as I wake
I see your eyes


目覚めれば
"あなた"の瞳がある

They are my reason
they are my answer now
Because I love you
The one who made
my dreams come true

そこには理由と答えがある
なぜなら
わたしは"あなたを愛している"
その"瞳"は私の夢を叶えてくれている

愛している・・・<repeat>


どうでしょうか?!・・
なかなかのもんでしょう?w
"自画自賛"で誠に恐縮ですけれど・・。

でもこの私の和訳"格好"良くないですか?
日本語固有の独特な言い回しはさておき,
これも一応?正しい和訳な筈です。多分w。

以下,歌詞や歌やサウンドを含めて
感想文を書かせて下さい!

一番気になる箇所が昔からあってと述べましたが,
ラストの4小節部分,曲がフェイドアウト
してゆくのですが,この"たっつぁん"の
"i love you"という2度の連呼なんです。

これは本編の歌の印象とは違います。

"老婆心"か?とは思いますが,
最近,ヘビーに繰り返し
聴いていると,
この主人公である"私"つまり彼は
かなり"危なっかしい"奴"=男です。

詩の内容が,もう彼女に"メロメロ"な状態で,有頂天になってます。
歌詞ではつくづく"彼の想い"が"じか"=実直に述べられています。
でも歌詞には"リアル"が,ない。
そもそも歌詞内容には細かい2人の情景描写がなく,
兎に角,あなたの"瞳"な彼女にたいして,
"べた惚れ"状態といっても過言ではない内容のみ,です。

で,
彼="わたし"の実像を
裏付ける内容で"ぐっと"くるのは,

I've always lived
my life in fantasy
No chance to take
no heart to break

つまり・・

いつも自分だけの幻想(ゆめ)の中で生きてきた
"チャンス"を得ぬまま
"失恋"さえもなく

の部分です。この箇所は,
かなり・・苦しくて切ない内容です。
これが"わたし"の歌詞の本音の部分。
そういう"生き方=人生"を彼=つまり"わたし"が貫き歩んで生きてきたひとです。
"失恋" を直で英訳すれば"LOST LOVE"という単語が適切ですがLyrics=歌詞では"No"が頭に入りますので,"失恋"も無い(日本語的には"失恋すら無い")・・となります。傷つくこともなかった・・と訳しても問題はないと思います。
私はあえて鋭く, "heart to break"という英語を日本語で"失恋"としました。

【加筆および修正箇所】
プロの翻訳家の方に"苦言"を述べるつもりはありませんが,
オフィシャルでは,"恋の相手もいなかったから"と表現されています。
"恋の相手"という英単語は,"全く"英詞に存在し得ません。
あくまで "heart to break"
と表現されているからです。

この曲の,
"your eyes"の"彼女"は間違いなく
かなり相当に眩しいくらいに"イイ女”です。

"恋愛経験"も主人公の彼=つまり"わたし"に比べたら,
月とすっぽん・・"天空と地下壕"くらいに?
"格"がまず違うと想定しても過言ではないでしょうかw。

この歌詞の危なげさは,
"わたし"という主人公の愛の
儚さ(はかなさ)に密通してゆきます。

彼="わたし"にとっては,
いまという現実が信じられないくらいに
幸福な訳です。歌の歌詞の通り・・
"天"にも昇るくらいに。その思いは,翔ばたけるほどに!!

朝,目が醒めれば,"your eyes"なんですよ!当然,
この歌詞内容はプラトニック・ラブではありません。
朝,目覚めれば,彼女のその"瞳"を観ているんですから・・w。

自分みたいな人間だと,
朝食のパンのちょっと焦げ過ぎた匂いや
スクランブルエッグの匂いやら
珈琲の匂いまで連想してくるような歌詞ですねw。
愛してる"オンナ"だったら何焦がしたって赦せますW。

私の"深読み"はひねくれているでしょうか?w

で,結論ですが,"彼"にとって
これは"まぼろし"の曲なのではと最近
ふと感じるのです。

つまり,この曲は歌詞のrepeat=繰り返しが長いのですが,
"いま"のこの記事を書いている私にとっても強い"意味"を感じます。
若いころはこの曲を聴いてなにもそんな風には思わなかったんですよ!

この曲はつまり,
"移調"した後も歌詞が執拗に繰り返されます。
現在の私にとってひとつの"答え"が導かされます。
つまりこの曲はすべて
"幻"=寝ていた間のつかの間の"夢"だったとも解釈出来るのです。

何故か。駄目押しするかの様に
"たっつぁん"が発した言葉と発音の
ラストの4小節があるからです。
ラストの4小節は朝目覚めて
現実に瀕した際の彼の慟哭(声をあげて激しく嘆き泣くこと)とも解釈出来る。

夢から覚めて,その"朝"現実に立ち返り引き戻された"叫び"と言えなくない。
リアルに実存する実像="相手"に対して"I LOVE YOU"
と発音しているのではなくてラストは"自問自答",つまり身の上に起きた非現実感=シュールを否定する為に確認するかの様な"声"の響きとも汲み取れる。
"たっつぁん"のラストの
"i love you"という声は"彼"自身の"体験"=体感を確かめ様としている。
それが真実であったという事実を確かめようとしている。

少なくともラストの箇所の表現は,
彼女の"瞳"に向かって言葉上の意味での発音は
あり得ないと私には思えます。
あぁいう云い方=声は"YOUR EYES"の本曲の中では微塵もない。
歌詞中””Because”” I love you と謳う様に,愛して,尚且つ彼女にたいしての"Respect"の精神も感じる。
相手を敬う想いが曲の中でずっと感じる。

ラストの4小節内での"たっつぁん"の声の音と言葉はの響きは
それまでの曲の彼の彼女への思いを素直に綴った歌声
とは異質です。

百歩譲った見解においては,
リアルに彼="わたし"は実際に"彼女"と夜を通して・・"あった"けれど,
"喪失"=即ち彼にとっては突然の"訃報"が起きている。

彼女が突然目の前からたち去ってしまった
リアルな現実にたいしての"嗚咽"。

それでも彼女が彼に気づかせてくれたこと,彼女が残してくれた
つまり"他者愛"という存在そのものに"彼"は素直に"感動し,
実直に感激し述べて=謳って"いる。

この曲の真骨頂は,たとえ彼の想い=感動が夢であろうと,
実際の女性であろうと関係ない。ラストの下りはこの記事を書いている私にとっては紛れもない"本当の愛"を確かめる為に自分にたいする生の声="叫び"と,
私には感じられる。

残酷だが,本曲のラストの4小節では
"your eyes”の彼女はもう
彼の目の前には"一切"存在していはいない。
辛辣であるが,この曲のヒロインである"your eyes”は
彼にとってつまり"夢と幻"である。
そのアンサー="答え"は私にとってラストの"i love you"の響きです。
それ故この曲は屈指の崇高なバラードの一曲と"言い切れ"る。

"たっつぁん"ご自身がそんな事全然ないよ,
これは元々"まりあ"(奥方でおられる竹内まりあさん)にオファーした楽曲だし,
それ当時は撥ねられて,自分が謳っただけなんだ,
この曲は限りなく透き通るようなblueskyなバラードで,
ただのハッピー・ソングなんだよ・・とおっしゃれば,
あぁそうでしたか,
となるのですがw。

最後のキモを支える故,
青山氏(ドラマー)のクラッシュシンバルの連打と共に,
"たっつぁん"のi love you・・・"主人公"の2度に渡る連呼は
自分自身に"発露した"ほんとうの愛,ほんものの愛,
真実= "your eyes" という他者に向けられた"愛"に気付き,
それが真実であったということを 声を出して 確かめている風にとれる。

↑ジャンルを超え永遠にリスペクトされ続ける生前の"青山純"氏。

優れた楽曲は時間を超越し,
複雑な意味を生成します。
希有な世界的バラードには多いです。
意味が何重にも複雑に重なっているのです。

不世出のバラードだからこそ,
私の様に感じる輩もいるということですね。
御参考になれば,幸いです。

P.S..この屈指のバラードは"ハッピー・ソング"です。
"YOUR EYES"を感じた"彼"はそのあと”覚醒"してゆくのでしょう。
つまりもう"No heart to break"ではないからです。

↓以下は音楽家の方のために,
コード進行なぞってみました。
何かのお役に立てたら光栄です。

YOUR EYES
歌:山下達郎 
作詞:ALAN O'DAY 
作曲:山下達郎

BPM≒ほぼ70の揺らぎ 4/4拍

D
I'm dreaming

Dadd9/F#
and in my

GM7
dream,

A/G
I see your eyes
Dadd9/F#

Bm7
They fill my
Em7
heart with
Em7/A
heaven
A7

D
I'm flying

Dadd9/F#
and in the

GM7
sky,

A/G
I see your eyes
Dadd9/F#

Bm7
They answer

Em7
all my
Em7/
Alonging
A7
for you
|BM7---- ----|

Em7(9)
I've always
Em7/A
lived my life in
DM7(9)
fantasy..

Bm7
No chance to take,
Em7(9) 

A7(9)
no heart to break..
|BM7---- ----|

Em7(9)
But now you take
Em7/A
my hand and,
F#m7
you make me
Bm7
understand

that
Em7(9)
two dreams, can join
GM7/A
together...
A7

D
It's morning
Dadd9/F#
and as I
GM7
wake,
A/G
I see your eyes
Dadd9/F#

Bm7
They are my
Em7
reason,
A7(9)
they
A7/G
are my
Dadd9/F#
answer now

Bm7
Because I
Em7
love you, The one who
Em7/A
made my
A7
dreams come ↓true

(Sax Solo)↓

|D---- Dadd9/F#----|GM7---- A/G----|Dadd9/F#---- Bm7----|Em7---- Em7/A--A7(9)/C#--|

|D---- Dadd9/F#----|GM7---- A/G----|Dadd9/F#---- Bm7----|Em7---- Em7/A--A7--|

|BM7---- ----|

Em7(9)
I've always
Em7/A
lived my life in
DM7(9)
fantasy

Bm7
No chance to take,
Em7(9) A7(9)
no heart to break
|BM7---- ----|

Em7(9)
But now you take
Em7/A
my hand and,
F#m7
you make me
Bm7
understand

that
Em7(9)
two dreams, can join
GM7/A
together
A7(fermata=休止)
以下,後半 b♯ 移調(Transposition)

Eb
It's morning
Ebadd9/G
and as I
AbM7
wake,
Bb/Ab
I see your eyes
Ebadd9/G

Cm7
They are my
Fm7
reason,
Bb7(9)
they
Bb7/Ab
are my
Ebadd9/G
answer now

Cm7
Because I
Fm7
love you, The one who (rit.=リタルダンド)
Fm7/Bb
made my dreams
Bb7
come ↓true

(a very slow tempo)
I LOVE YOU・・・・・i love you・・
|Eb---- Ebadd9/G(rit.)----|AbM7(9)

"不世出"のバラード-"山下達郎"-"クリスマス・イブ"の主人公"X"の"素顔"に迫る-2019ver.のレビュー

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