“矢沢永吉”-“STANDARD-THE BALLAD BEST”-“Stay-at-home order!”だからこそ大音量で聴いて欲しい!深き慈愛に満ちた”珠玉”のバラード集!!

【謝辞】
今回も多くの有志の方々の撮影された
画像や動画を引用掲載させて頂きました。
この場を借りてこころより御礼申し上げます。

海から産する玉と
山から産する玉。
そして真珠や宝石。
美しいもの、すぐれたもののたとえ。
特に、すぐれた詩文の歌や声で讃えられる日本語のひとつの
表現に"珠玉"(しゅぎょく)という言葉があります。

"玲瓏"(れいろう)たる歌声="Sophisticated Voice"とは
どんな声の"響き"を想像されるでしょうか?
ましてや"晶瑩玲瓏"(しょうえいれいろう)たるや
"透き通り宝石のごとく美しいこと"を意味しても
普段仕事や日常を生きている我々にとって
すぐにはイメージしたり感じることは"たやすい"ことではない。

しかし本作のこの3枚の作品には
私も"あなた"もすぐに感じとれる"珠玉"(しゅぎょく)の歌声が存在する。

これは,今から44年以上も前の
"A DAY"(1976年6月21日発売)の頃からの
ひとりの(私個人の)ファン・レビューとなります。

あの頃の私は心も体も
もの凄く小さな少年でした。

けれども初めてセカンドアルバムのラストのバラード
"A DAY"を聴くチャンスのあったあの瞬間(とき),
小柄な身体に雷が落ちたような衝撃。
今でも,あの時のことをはっきりと憶えています。

2020年10月。

世界は"コロナ"による"STAY HOME”の年となりました。
世界中の国々で"Stay-at-home order"=外出禁止令となりました。

人前では親しい相手と"キス"することも,
"ハグ"する事さえ忌避される様な状況の中,
ビジネス社会ですら"握手"さえ憚れてしまいました。

さらに2020年(令和2年)10月7日。
日本歌謡界の根底を支え続けた
作曲家である"筒美京平"(つつみきょうへい)
本名=渡辺栄吉(わたなべ""えいきち"")氏死去。

私にとって強い敗北感と"喪失感"を感じるばかりの今年の秋。

10月21日・・。

矢沢さんは3cd(3枚組)の
バラード・ベストアルバムを発表してくれました。

本作品である矢沢さんの"STANDARD-THE BALLAD BEST"が
発売されて数日経ったある日,
日本人のある若い女性から私のこのサイト宛に
コメント・メールをいただきました。

当然ながら全ては割愛しますが
(今回レビュー掲載をするうえでご本人から許可は得ています)↓以下です。

"このたび矢沢さんのCDを生まれて初めて買いました。
もう,なんども何度も・・聴いています。
わたしの心は・・完全に射抜かれてしまいました。どうしよう・・・・。"

・・という主旨のコメント内容でした。

お若くて健康的で実直な女性ならば,
"射抜かれて"="射貫かて"しまった・・それ
って?つまり"当たり前"だろうって咄嗟に私は思いました。アイドルグループの男性タレントならいざ知らず,
"・・・どうしよう。"・・・そのお言葉の"意味"・・私は・・その意味・・なんとなくだけど凄く"分かります"。
この記事は,そんな"あなた"のことを意識しながらもタイピングしています。
そう、私を含めて・・本当に"怒らすと"本当に怖い日本人の男性コアファンが矢沢さんには何十万人といます。
(P.S.ホントは皆さん凄くハートのある男性ファンばかりですよ!ほんとに!w)

私のサイトに"コメントメール"してくださったまずは"あなた"へ"。少々長くなりますがお話したいです。
実は・・とても"凄く悩みました"けれど,この"声"は矢沢さんが30代の頃のインタビューだと思います。
長年矢沢さんのファンだとだいたいいつ頃の発言かはすぐ見当がつくんです。
時間あったら当時の"永ちゃん"の"生の声"を聞いてみて下さい。
あの頃の矢沢さんは今と違ってマスコミや世間にたいして凄く"饒舌"で"怒って"いた。
でも全く"ブレ"ていなかったんです。
ちなみに"ブレ"るって言葉がここまで世間に流布したのも矢沢さんの発言の影響は"大"だと思います。
↓かなり記事の下の方の以下の動画になってしまいますが,
凄く音も良くされていて,いい意味で綺麗に編集されています。
現代の"30代のひと"なんかですぐ相手にたいしてすぐ"引いたり"="引き算"をするひとが日本人には多いけれど,
矢沢さんはもう35年以上前に"そんなひと"の話をしています。
実直で前向きでPlusな生き方をしない人間はそもそも"マイナス"さえ生じてはこないんだといういたって
シンプルな人生哲学を述べています。これ,芸能人用の脚本家やコピー・ライターなんていない時代です。
当時は・・本当に"一気"に矢沢さんはインタビューアーに対していつも"答えて"いましたよ。
こんなひと21世紀,日本の今の"芸能界"の30代の男性でいるのでしょうか?!
私はもうずっとあまりTVを見ないので知らないのです。
実直な"あなた"のような方にとってはいささか関係のない内容かもしれませんが,今も昔も変わらず,
矢沢さんの生き方や考え方や発言力,つまり"スピリット"はファンだけでなく実は日本社会全体に強い影響力を及ぼしてきました。何故かというと日本人の"大物"と呼ばれる人物には矢沢さんのファンがとても多いのです。
その"事実"は,いたってシンプルです。さらなる余談になってしまいますが,
この動画での矢沢さんが本当に苦労して必死で自力で生きて得た人生での"教訓"は東洋思想の
"陰陽説"("いんよう"もしくは"おんよう"などと呼びます)にあまりにも極めて似ているのです!

これはあくまで私の個人的な人生の経験上からの判断です。近いうちに"別記事"にてこのお話は詳しく
このサイトで述べたいと思っている"テーマ"でありますが,"陰陽"説とはすなわち,
森羅万象、宇宙のありとあらゆる物と関係性は、相反する陰と陽の二気によって消長盛衰し陰と陽の二気が調和して初めて自然秩序が保たれようとする教えです。また極限の生と死に直結する"争い"においては二気を"ゼロ化"するという東洋の最も重要な思想のひとつです。優れた武術家の多くはこの"ゼロ"化を常に意識し
この思想を"稽古"に取り入れています。

↑上図は"有志"=有識者の方に依るサイトからの引用図で極めて明快である。右図の通り西洋の二元論とは端的には0と1のデジタル,
つまり近年のIT技術革新(スマホや他移動体通信機器技術),医学や化学に貢献した。
しかし,たとえば善と悪,男と女,愛と憎しみは"西洋式"の2つに"分けるだけ"という真実の追究に限界が生じた。それは
たとえば武道家の鍛錬の極致とされる,東洋哲学の根底となすひとつの思想である"陰陽"説は実に奥深い。
ここで使われている白色は”陽”を表しており、黒色は”陰”を表す。
そもそも、この太極図は森羅万象、全てのものが陰と陽の要素によって成り立っているという考え方から由来する。、陰と陽ははっきりと中央で分けられる物ではなく、
左図の陰陽図のとおり,陰に傾いているものもあれば、また陽に傾いているものもあるということを示唆する。
たとえるなら光と陰、ポジティブとネガティブ、楽しい,悲しい,幸福,不幸,熱い,また冷たい,おいしい,不味いと言った2つの要素で世の中はできているという考え方であるが,
陰陽の凄みと真骨頂は実は小さな黒点と白点に集約される。簡潔に述べるならば小さな点の丸には"100%はない"という考えの表れである。(厳密に述べれば白い白勾玉には、黒円=陽中陰、
黒勾玉の中には白円=陰中陽が描写される)

矢沢さんには,とても大事な頃に"両親"がいませんでした。ほんとうに幼い頃から"生活保護"を受けるほどに,
きわめて厳しい生活環境下で生まれ育ちながら強い差別と偏見と闘ってきました。しかし無名時代の矢沢さんはそれでも当時も常に決して"相手のせい"などせずましてや"社会のせい"などにはしませんでした。
己自身の"苦境"を"逆境"であると信じ,換言するなら自身に"暗示"をかけ
自分自身に直に向き合い"いかに実直"に生きるということに"専念"したのです。
コアファン達はその"軌跡"を追いかけました。
ベストセラーであり続ける書籍"成りあがり"は紛れもない真実です。
その厳しい環境下であれば,"普通に"凶悪"と称される犯罪者になるか,
"発狂”するかとても不本意ですが"自死"してしまってもおかしくはない。
言葉で言うのは"たやすい"ですが"リアル"=現実を全うするとなれば,なかなかそんな生き方できやしません。
そうしたリアルな実人生からの矢沢さんの"経験則"は現在あらゆる業界のトップや"個の幸せ"においても
一切の"ゼロ"化に向けた究極の指南法,実践方法として実は
全くファンでない世間と呼ばれる人々にも多かれ少なかれ,
"根底"で強い影響を及ぼしていると"断定"できます。
つまり矢沢さんの"波動"が非常に強いため他の著名人が共鳴し"似た送信"をしている側面が多々あるのです。
"大物"と称される人物に"畏怖"される日本人男性のひとりであることは周知の事。では,改めて何故か?
矢沢さんのそれこそ"アリ地獄な差別と区別と矛盾"の中で"己自身に実直に向かう強靱な精神力の
ノウハウ"のない方・・つまり実人生"において矢沢さんほど"たいした苦労などしなかった方"
が大勢いるからに他にありえません。
この動画は当時"青年"であった頃の矢沢さんが+5だやれ+10だと
インタビューアーに対して真剣に説明しているひと"こま"です。
私は何十年か前・・この話を聞いた時,矢沢さんのおっしゃっていることは"本物”だって咄嗟に感じました。

21世紀の今尚,強い影響力を持つバンド"キャロル"の時代を含めると
矢沢さんは半世紀という永きに渡り,日本音楽業界ならびに
エンターテイメント界の"トップエンド"を走り続けてこられました。

日本国内だけでも
何十万人という熱狂的な男性ファンがいるということが,
その事実(矢沢さんの影響力)を端的に"裏付けて"います。

そんな一見すると"強面(こわもて)"
される様なコアな男性の熱狂的ファンは
これも当たり前のことですが当然!"健在"です。

男性ならいざ知らず,凄く若い世代の女性の場合,
もしかするとずっと"矢沢さんに触れたくて"も何故もチャンスを逃してしまって
なかなか近寄りがたい強烈なオーラで接近し難い事とかあったのかもしれませんね。

何十年と"矢沢さん"と人生を生きてきた私達のような往年のファンは,
それこそ何千回と,へたすると数万回と矢沢さんの音楽に触れ,感じ,
生のライブに行き,そして"自分たちの実人生"と共に生きてきました。

今回の矢沢さんのアルバムを生まれて初めて買った,
"完全に矢沢さんに"射抜かれて"しまった若き女性"へ
この場をお借りして私は"単直"に"お伝えしたいこと"あります。

私達・・つまり半世紀もの間ずっと
矢沢さんを"心のより所"として深く"愛し"てきたように,
"あなた"はもっともっと矢沢さんの音楽を通じて
歌声の"響き"や矢沢さんのステージをもっと"深く愛して欲しい"って願ってます。

"矢沢さん"の作曲された音楽やメッセージや歌や声やメロディーは,ずっと
"私達"つまり聴く者を決して"区別"などしてはいませんでした。

今は世界的な"コロナ"のせいで本来の
"王道"である矢沢さんのコンサート・ライブには行く事が出来なくても,
いずれ矢沢さんのコンサートに行くことがあれば
世代なんか完全に"すっ飛んでいる”事にまず気づかれることでしょう。

日本語には"不世出"(ふせいしゅつ)という言葉があります。
"不世出"とは一体どんなことを意味するのでしょうか?

"めったに世に現れないほどに
ほんとうに凄みを帯びている程に"すぐれている"ことを意味します。

たとえるならば先日亡くなられ日本の歌謡界を担った,
大作曲家の"筒美京平"氏のような人物=”存在”です。

"不世出"なひととは,
世界の達人と称される武術家,文芸家,
アスリート界の選手達,
映画監督,モデルや俳優,芸術家等,
業績=仕事だけでは収まり切れないほどに
圧倒的な"存在"かもしれません。

しかし"不世出な人物"は
あるひとつの共通したとてもシンプルな"人物像"=生き方が見えてくるのです。

矢沢永吉。
1949年9月14日生まれ。
2020年秋。71歳。

作曲家としてロックシンガーとして日本の音楽業界,
エンターテイメント・ビジネス業界にとっても紛れもない"不世出"な人物です。

もし,仮に矢沢さんの20代の頃の
"日比谷野外音楽堂"のあのバンドのライブ"での"A DAY"が
往年のファンである私達にとって"最高"="ベスト"であったとします。

もしくは何十年もの間ずっと矢沢さんのファンの方達にとって最高=ベストは
数え切れないくらいのナンバーがたくさんあることと思います。

"A DAY"のライブ録音に関して述べれば
1976年の"日比谷野外音楽堂"のあの"A DAY"と,
今回のDisc2のNo.11曲目の2017年の"TRAVELING BUS 2017"ツアーと比較
してどうでしょうか?

私にとっての"不世出"な人物とは
己の自己"BEST"を一旦,
"BETTER"とするのだと思っています。

矢沢さん的な言葉で換言するとしたら,
"また新しいドアを開ける”ために・・

歌唱力・表現・曲のアレンジも大幅に新しくし直して
"切り開いて"ゆきます。

長年のファンにとっても
"後姿"を追うのが精一杯になる程に・・1970年代の
"CBS"SONY時代の矢沢さんのアルバムに関しては
web上この方↓(スピーカー)の動画はとても"良心的"と素晴らしい!と思ってます。
この方のお話はとても"壺"を得ていて"オンガク"そのものに造詣と
愛情の"深い"方であるのは間違いないでしょう。
"永ちゃん"の客観的なご説明はとても信頼出来るものです。あとは主観的な好みの問題でしょう。
お時間あれば矢沢さんの20代の頃のアルバムも是非この機会に聴いてみたらいかがでしょうか?↓

矢沢さんは50歳を境に・・
その深い表現力は他のアーティストを寄せ付けないほどに
慈愛に満ちた歌=声となって,
ますます深みを帯びてきているように感じます。

そんな新しく歌い直された楽曲やライブが,
今回の3cdにはちりばめられています。

真にそれが"珠玉"のバラード集!!である所以です。

かいつまんで,となってしまい恐縮ですが,
今回の3CDに封じ込められた"名曲"をいくつか抜粋し
私なりの感想を述べさせてください。

個人的にはまず,
Disc1の1曲目が"面影"である事に強いインパクトを受け,
楽曲面ではギターフレーズが付加されて,さらに渋いバラード
になってとても凄く嬉しく感じました。

アルバム"ONLY ONE"の頃は軽快な爽やかな
バラードに感じていましたが,
年月を追うにつれてこの曲はもっと深い意味
があり,今の私にとっては"レクイエム"=鎮魂歌として
聴こえてくることが多いです。

私にとっては今回の3cdの強烈な"ピーク=頂点”は2枚目です。

No.2の"HEY YOU"も今回挿入して貰えてとても嬉しかった。
派手ではないけれど,ファンにとって実人生がそれなりに歳を取ると,
この曲,とても沁みるバラードのひとつです。

No.5の安物の時計。
1975年のファーストアルバムの雰囲気を"踏襲"しつつも,
現在の矢沢さんの声質と表現力がまた"深さ"を増しています。
実直で真っ直ぐな矢沢さんの20代の歌も格別だけれど,
この・・なんというか人生の貫禄といったら良いか,
やっぱり現代バージョンと'75年共にどちらも"BEST"です。

No.9 Tonight I Remember
矢沢さんの事知らない方でも
この曲は凄く有名でしょう。

"Last Christmas Eve"の英語バージョンであり,リメイク版ともいえます。
これ,一番最初今回の3CDを割と大音量で自宅で掛けて=再生していた際,
中盤の矢沢さんがちょっと呟いて,すぐギターソロが入った瞬間,
大ホールのコンサートで永ちゃんが
この曲を歌ってホールの天井に数千の星屑が流星の様に
ミラーボールで映し出されるときのシーンが彷彿されました!

凄いサプライズでした!
2020年"STAY HOME"のこの時期に
矢沢さんのステージが目の前に映し出されたことは,
ライブを重視する矢沢さんだからこそ,
この曲をセレクトしてくれたことに私は強い感慨を受けました。
↓スピーカーの紹介動画ですが,この曲です。収録した音質が気に入らず再録音し直しました。
お聞き苦しい点が多々あるかと思われますがお時間あれば聴いて頂けると幸いです。

この曲もまた,ここまでくると深い"慈愛"に満ちた声としてしか表現の
しようがないです。ウォルト・ディズニーの"ピノキオ"の"星に願いを"はなんと
1940年代に作曲された不屈の名曲ですが矢沢さんが歌っている"あの歌"の声の響きをご存じでしょうか?

"星に願いを"の矢沢さんの歌と
"Tonight I Remember"の矢沢さんの深いこの声の響きは,
ただロマンティックできれいなバラード曲では済まされない,
本当に深い"慈愛"の歌として感じるのは私だけでしょうか?!

このサウンドが挿入されると
"原曲のチャイナタウン"は
CDの曲順の流れだけを考慮すれば,
サウンド的には難しかったと私なりに"邪推"しています。

つまりNo.10のチャイナタウンは3rdアルバム"ドアを開けろ"の原曲のオリジナルではなく,
半音下げたリメイク盤のものが挿入されています。
しかしもうこの曲に関しては
"不動"の名曲なので改めて説明のしようがないかもしれません。
ヘッホドンなどではなく,200W以上のスピーカーにて生の大音量で再生した動画をアップいたしました。
良かったら"さわり"でも良いのでリンクを辿っていただけると嬉しいです↓。

No.11の"A DAY"。
前述したように2017年の"TRAVELING BUS 2017"ツアーのものです。

"圧倒的"です。とくにこの曲のサウンドの低域処理は凄いものがあって,
自宅ならばある程度の設備があり自分なりに再生できるものの,
私の所有する自家用車の標準的なカーステレオでは
その凄さを感じる事が出来ない程に凄く低域が出ています。

永ちゃんのコアファンの方で
"カーオーディオ"にも凄く"力とお金"を掛けている方は
大勢おられるかと思います。

言うに及ばずですが,大音量で是非この
"A DAY"を"体感"なさるだけで
このアルバムの価値と凄みが一発=一曲で
"決定"されるのではと思う程のテイクだと感じました。

私の場合は以下↓のこの動画はあくまで
イタリア製スピーカー(SICA社製Code Name:Z004950)のインプレですが,
スピーカーの導入にあたってはまずは
矢沢さんの声が満足ゆく再生になるかということがまずひとつの大きな課題でした。
出力は200w前後になっている動画です。相当な大音量ではあります。防音設備のない部屋ですのでさすがに壁が共振する程です。素人の生録音ですのでいささか不快な場面も多々あるかと思われますが,是非お時間のある方は聴いて頂けると幸いです。"A DAY"の楽曲の凄みを少しでもお伝えできればと思いリンクいたします。

"不世出"な存在である矢沢さんは
40年以上以前の伝説的な"A DAY"を"ベター"とし,
楽曲のアレンジや表現に幅と深みを増してこうして往年のファンにとっても
とても新鮮な感動を与えてくれます。

それは"うら若き"矢沢さんを初めて知った女性の感動と
まるで同じだと思っています。

"80代の高齢者"の方にも充分に感じ取れる程に
矢沢さんの声の"響き"は普遍性を伴い,
哀しいほどの清々しさを伴った慈愛に溢れ,
聴く者の胸を貫通し立ち止まらせ身体に染み込んできます。

それは私にコメント・メールを下さった
実直な彼女の気持ちそのもの,だと感じています。

それは何も,
今が"STAY HOME"だからではありません。

半世紀もの間,
矢沢さんの声は不動だったのです。
大概の男性歌手の多くは
"時代"に淘汰されてゆきます。
それは日本だけではありません。
けれども"不世出"なアーティストの
矢沢さんの"声"の響きは時代を超越しました。

個人的には
今回の"A DAY"が収録されるという事に,
実はかなり内心"ヒヤヒヤ"していました。

もしライブのテイク=収録ではなくて本腰を入れられた,
新しいスタジオ・レコーディングされた
リ・アレンジ=再編曲演奏での"A DAY"だったら
どうしようかという不安感でした。

私にとって1976年の"A DAY"はあの"カーペンターズ"と同様,人生の"音楽"の全ての始まりであり,
"不屈"であり"不動"で"普遍"であったためです。先述の通り"落雷"の様な衝撃のあった一曲のひとつです。
矢沢さんの記事に掲載するのは大変憚りのある演奏ですが,
強いリスペクトがあるということで・・ご厚情願います。3年程前の動画でしょうか。
今改めて観れば,相当かなり"酔って”演奏しているのが分かります。
能書き(滑舌の悪い私の英語)が長いので割愛途中再生とさせて頂きました。
アルバムの"A DAY"は旋律を含めた音響的なサウンドは私にとって全て"記憶"していますが,
ファンなひとりとしてこんな風にギターで歌っている事があります。
"酔う"とこの様にアドリブで違う
コード=和音構成を変化させて歌うこともおおいです。
シンプルにギター1本だとなかなか原曲のすごさや矢沢さんのステージとは程遠いです。
もしお時間とお暇あったら貴殿に聴いて頂けると嬉しいです。

本作の3cdの2枚目に収録されている"A DAY"は完全なライブであったので,
個人的には内心ほっとしました。
↓このTVの演奏もまた素晴らしい矢沢さんの"A DAY"のテイクです。演奏は大変凄みがあり,繊細で大胆で,
矢沢さんもリラックスしてある面"鷹揚"に歌い上げてくれている気がいたします。
なんて"哀しくて","切なくて","透明"そして蒼く感じる曲でしょう。
このテイクもまた素晴らしい"A DAY"です。

Disc3枚目もまた,
意外性のある曲順と選択でした。

No.06の"時間よ止まれ"が当時の
"蒸せ返す様な夏の潮風の臭い"を彷彿とさせる,
オリジナルテイクであったことは
私にとって"念願が叶い?"とても嬉しかったです。

この曲のモチーフはそれこそ,
当時のCBSプロデューサーの
酒井政利氏が1977年に電通主催の"南太平洋裸足の旅"に参加した際の
"サモア"で記録された"まるで時間が止まっているようだ"という発言の発端で
キャチ(コピー)が誕生し,
資生堂CMと本曲がタイアップとなりミリオンセラーに
なったという逸話は周知の事実です。

今回のCDでは原盤=即ちアナログ・ステレオ2trの
リマスタリング版なのかもしれません。
レコーディングエンジニアはCBSソニー時代の
辣腕,吉野金次氏と記憶しています。
演奏においての参加ミュージシャンは
坂本龍一氏がキーボード並び編曲を担い,
後藤次利氏がベース,高橋幸宏氏がドラム,
斉藤ノブ氏がパーカッション,
木原敏夫氏がアコースティック・ギター,
相沢行夫氏がE・ギターというそれこそ
とんでもない"面々"で制作された楽曲です。
このオリジナル楽曲の雰囲気は・・幾ら世界の一流ミュージシャンを
集めても"こうにはならない"と個人的に思う次第です。

No,07"いつの日か"
この曲をファンのひとりとして初めて聴いたのは
1994年4月15日から7月1日に放送されたテレビドラマ"アリよさらば"で
"私立愛陽高校教員の安部良太"(矢沢さん主演)が初回の頃だったと記憶していますが,
西日の夕陽が突き刺さる音楽教室でピアノの前でこの曲をひとりきりで矢沢さんが歌っているのが強く印象に
残っています。

↑これは非常に珍しい女性オンリーのバックでの"アリよさらば”の演奏です。
矢沢さんはこうしたシンプルなバンド構成でも本当に見事な"グルーブ"を醸し出して新しい表現ができるのも魅力的で凄い点です。

その後日すぐに私は砂丘を"裸足"で歩く矢沢さんのジャケットのシングルCDを購入しました。

アルバムでは"the NAME IS..."の8曲目に収録。
現在では周知かと思いますが,ジャケットで矢沢さんの背後にいる女性は無名時代の"江角マキコ"です。

後年,野外フェス(ミスチルの桜井和寿,小林武史率いる"with Bank Band”)にて矢沢さんが出演されて
この曲を披露しYouTube動画においては現在再生回数"380万”という凄い状態です。

今回の3cdのDisc3の"いつの日か"は
改めて収録されたものですね。
やはり・・新しい歌と声の深さは新鮮で,改めて圧倒されます。

当時はそんな風には"つゆ"ほどにも思わなかった自分が
この曲もまた・・今"レクイエム=鎮魂歌"の
バラードに聴こえてくるのは私だけでしょうか?!
お恥ずかしながら・・私はプロ歌手の"はしくれ"です。
多少は歌や表現力の限界値や歌によっての表現の難しさを理解しているつもりです。
矢沢さんのバラードの一曲である"いつの日か"という曲は実は,極めて表現上,歌唱力という側面だけをみても
矢沢さんの数多いバラードの中でも”最難関"である楽曲といえるでしょう。本曲はまず"素人"がカラオケで歌えるレベルの楽曲ではありませんし,歌っていても"附"におちないでしょう,多分。
この曲そのものが,矢沢さんご本人でさえ苦慮する程の非常に高い音楽性と歌唱レベルを有しています。
近年矢沢さんがこの曲を歌う度に,
私にはこの曲”いつの日か"はレクイエム=鎮魂歌であると個人的に感じる事が多いです。

1曲ずつレビューを書くならば,
それこそ紙面がたりません。
お伝えしたい事はたくさんありすぎます。

今回のバラード集は,
矢沢さんが還暦を迎えれてから10年間のあいだの傑出した
バラードはやや控えめの収録だと感じられますが,
歴代の"金字塔"的な作品は確実に押さえられているといって過言はないでしょう。

先述したように,
うら若きこれからの矢沢さんのファンには
どうぞ往年ファン以上に今回の3cdを機会に"どっぷり"と浸かって頂いて欲しいです。

"新人さん"といってははなはだ失礼になりますが,
新しいファンの方々にとっても老婆心ながら
今回のアルバムは"お墨付き"のバラード集であると言って過言ではないです。

最後に・・。

私は,矢沢さんと同じ時代(団塊世代)を生きた者ではありません。だけど,
ほんとに小さい身体で"ランドセル"の方が自分の肩や背中より大きかった頃に
私は矢沢さんの"A DAY"を聴いたその瞬間に音楽という"落雷"に遭った者です。

あれから,
何十年と月日は経ち,
若い頃本当に愛していた女性と別れたり,
人生いろいろとだれでもあるものですが,
そんな時,いつも私のそばには
矢沢さんという音楽がありました。

言葉ではなかなか
お伝えし難いですが,
私なりに,それなりにかなり辛い時,
矢沢さんという存在に
励まされたり勝手ながら"支え"て
いただいたこと,いつも感謝していますし
決して忘れていません。

この時代に私は
矢沢さんという
不屈の"不世出"の存在に
出会えた事を
いつも誇りにして生きています。

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