私の胸(心)に灼きついたまま忘れることのない”キラー・チューン”があった!!-“おかもとえみ”!!-アイラブユーアイミスユー【ILY IMY】-No.002の紹介-楽曲のサウンド考察!!

"ココロないハグも
アイのないキスも
ダイスキだよダイスキだよ
クヤシイナ・・"

【私の"おかもとえみ"との
初めての出逢い】

その鋭利な
"キラー・チューン"は
カーステレオの
FMラジオから
"発信"されていた。

それは
初めて聴くナンバーなのに
どこか懐かしいと感じさせる
ヒップホップテイストの
トラックだった。

アナログレコードの
溝に針が落とされ
擦れた音とともに、
サンプリングされた
"少女"かと思わしき声が
ビートに乗って"乱反響"していた。

その声の反響音は、
高層マンションの狭間の、
あまりにひっそりとしていて、
およそ"オトナ"達からは
ほとんど忘れ去れされて
しまいそうな位に
小さな公園のような
空間="エリア"が
連想されていた。

"高層の死角"で
幼少時代のある時期を
ひとり過ごした"少女"。
夜のとばりが昼を砕き、
ひとの面影もおぼろげになりゆく
そんな夕闇が迫るまでの
黄昏時をたったひとりで
時の流れを噛みしめ
過ごしてきた"女性"。

そんな"心象"風景が
トラックの2小節で
咄嗟にあくまで
自分勝手に
瞬時に描かれ
連想されそして
回想され、
もどかしさ
のようなものを
感じ取っていた。

そして小さく女性の
囁(ささやき)声が入った。

" i miss you "
・・と聞こえた。

少なくとも
私はそう
"ヒアリング"した。

瞬時に私はカーステレオの
ボリュームを一気に上げた。

歯切れのよい女性のライム(韻)で
その"言葉"(歌詞)は
日本語のリリックであった。
誰だろう?と咄嗟に思ったが、
分からなかった。

曲のAラインが速やかに
流れ去ってゆく。

耳を澄ませども、
特にAラインの最後となるフレーズは
残年ながらそのリリック(歌詞)の半分も
理解(ヒアリング)できなかった。

"23時大体決まった時間に
普段着脱ぎ捨て 不安にさよなら
最低ラインから急上昇"

"寝静まった街から飛び出して
何度も何度も見るミラー
街のライトが光れば"

"少し足すルージュ
ちょっと減らすシャドウ
私かわいくなれたかな?"

↑後日に分かった
Aラインの歌詞内容であった。

"少し足すルージュ
ちょっと減らすシャドウ
私かわいくなれたかな?"

あとになって
このフレーズ(ライム)をようやく知り、
男ながら"うっとり"する程に感激した。
なんて女性らしくて
格好イイ"ライム"だと思った。

そしてBラインが流れてゆく・・。
どうもラブソングのようだった。

"好きな音楽も食べ物の趣味も全然合わないや
でも君の笑う顔がみたくて それだけ
ほしい言葉 わかってるでしょ
ずるいよずるいよあなたはいつもそうだよね"

なるほど・・。
どうも年上の"彼女"(姉御)が
ダイ好きな歳下の"彼"に胸のうちを
告白している内容の様子だった。

フロウ(歌い方)以外に
ディエッサー※どころか、
あえてブースト(強調)している
かのような印象の強いエフェクト
が声に強く掛かっていた。
※ディエッサーとは?例えば
日本語では"さしすせそ"等の
周波数帯をあえて抑え気味に
し音声を聞きやすくすること。

"ずるいよずるいよあなたはいつもそうだよね"

そのあたりから
体内に電流が流れるような
感覚を覚えた。

そして、
ついにフック(サビ)が去来した。

"だいすきだよ
i love youも
i miss youも
君だけよ"

強い印象を受ける
フレーズだった。

"心ないハグも
愛のないキスも
だいすきだよだいすきだよくやしいな"

・・・・。

その瞬間、
背中に非常に強い
電流のような
衝撃が走った。

狂おしい程に自分が愛した
"むせかえす"ような
ヒップホップソウルの数々・・。

それはまるで
怒濤のように
20年以上も前の
ヒップホップソウルの
楽曲の数々が大量に
あふれ出していた。

その、
カーステレオ
でオンエアされて
いるその音楽に、
私は強く動揺し
始めていた。

・・こんな
隠れた珠玉の
バラード↓も
突然思い出していた。

そして・・。

あの頃の自分・・。

目の前にいる
傍で間近で見た、その
網膜に焼き付いたまま
回想することすら
あえてしなかった
女性の面影・・。

"彼女"の笑顔や
瞳を閉じた面影が
突然、
忽然と

はっきりと蘇っていた。

"心ないハグも
愛のないキスも
だいすきだよだいすきだよくやしいな"

遠い記憶の中に
仕舞い込み、
あえて
閉ざし
続けてきた
女性の面影が
完全に蘇っていた。

私は酷く混乱していた。

"だいすきだよ
i love youも
i miss youも
君だけよ"

"愛が燃え尽きて
夜が明けるまで
大好きだよ大好きだよ悔しいな"

あっという間に
エンディングと
なり、
たった今流れた
曲のタイトルも
歌手の名前もなにもかも
完全に聞きそびれて
しまった。
楽曲が流れる前に
DJが紹介してしまったか?

が、はっきりと
最後にラジオから受信できた
情報は"ハセベ"??という
名前のみだった。

"DJ HASEBE"。
トラック絡みで
参加もしくは
関与しているのかも
しれない。

しかしあとになって
ネットで色々調べたものの、
該当するその日の"曲"には
巡り会えることはなかった。

【楽曲との再会】

自動車の中でひとりきりで
運転する時間がやたらに多い。

そんな折り様々な閃きや
思いついたことを大学ノートに
メモをするようになって
5年以上が経つ。

そんな訳でいつも助手席には
ノートが置いてあり、
ラジオで流れた情報や
ふと思いついたことはすぐにメモが
取れるようにはいつもしてある。
(以前はヴォイスレコーダーを使用して
いたが案外ミステイクで録音出来ない
事が屡々あり、
今はアナログな手法に戻り手書きの
メモを取るに至っている。iPhone
での録音も今の処自分には合っていない)

そんな11月末頃の
早冬の夜についに
FMラジオから"待ちに待っていた!”
この"キラー・チューン"が
再び再生された。

今度こそは"情報"を聞き逃さないようにと
メモの準備だけは万全にした。

ラジオから流れる
"再生されるあの曲"に
前回よりも遙かに私は
深い感動を覚えていた。

やはり凄い日本の
ヒップホップソウルだった。

前回よりも少し冷静に聴けた。

ヴァース(A・Bライン)は
さほどではないが、
フック(サビ)特に、
"だいすきだよだいすきだよくやしいな"
の"悔しいな"の箇所で強烈な
"ヴォイストーン"(21世紀から一部の
歌で使用される効果のこと)
のサウンド効果が見事に活かされている!

勿論、楽曲のライム(韻)や
フロウ(歌い方)しいては
歌唱力が凄い女性歌手だからこそ
私に突然の電流のような感動を
与えていることは紛れもないが、
この"ヴォイストーン"効果が
さらに私を"窮地"に追い込ませせ、
ここまで混乱させるまで感動させ、
過去の出来事さえ蘇らせるまでに
至っていることに間違いなかった。

そして、
ついにアーティスト名が
やっと分かった!

"おかもとえみ"。

そしてこの曲のトラックは
やはり"ハセベ"(DJ HASEBE)氏の
手腕に依る編集テイクであった!!

20世紀末から
21世紀初頭に
至る"ニュースクール"時代の
黎明期の匂いが
トラックに立ちこめていた
その理由が分かった。

道理と合点がいった!

"おかもとえみ"という才能を
アシストしたのがベテランの
酸いも甘いも知り尽くした
ベテランのトラック・メーカー
"HASEBE"氏であるという事。

(近年では"Z世代"の驚くような
リスペクトを感じさせるような
テイクも輩出されたり、
モンスター(化け物)的な存在も
少なからずいるが、
本曲のような
"キラー・チューン"の
トラックには所謂
"若手新人"の
"駆け出し"には
なかなか手に及ばぬ
"何か"(サウンドメイキング)
がある・・と私個人的には感じる)

"キラー・チューン"
との今夜2度目の再会を
果たすことができた。

右手でハンドルを握りながら
オーバーレブ(Over REV)
寸前でギアを4速まで
シフトアップし泣き崩れそうな
産業道路脇のネオンと後続車を
振り切り身体に染み込んでゆく
今聴いたこのナンバー(楽曲)の
"所有欲"に自分のココロが
そして激しく"喘いで"いた。

【"ILY IMY"の楽曲サウンドの考察】

先に少し述べたように、
歌には独特のヴォイストーンと
称されるエフェクト(効果)が加えられ
歌(サウンド)に重要で見事な
インパクトを与えている。

元来"声"に特化したエフェクト処理は、
'70-80年代のブラック・ミュージックや
テクノ、前衛的なロックバンド等で使用
される"ヴォーコーダ-"や"ハーモないザー"が
あるが、このヴォイストーンというエフェクト
処理の手法は1990年代後半頃から現在で
使用され始めたように記憶している。
(先に紹介した別の曲のエフェクトがその典型であり
この効果が強烈に掛かっている↓)

その効果はボーカロイド(アンドロイド)の
ポルタメント※効果とは印象が異なる。
声が魅力的なひと、また表現力が元々高い
歌手に掛けると絶大な効果を発揮し"無敵"だ。
本曲"ILY IMY"が顕著な
成功例である。

↓の楽器(機材)は私が自己所有する
"VOICE TONE"(TC-HEKICON社製)
のものだが、
"ILY IMY"の
"おかもと"と
同等の効果を

掛けることが出来る。

但し上記のような機材は即興
(ライブ)に特化したエフェクターである為に
ハンドリングは容易ではなく、
"ILY IMY"の楽曲では
"掛け録り"をしたのではなく、
ミックスの処理の段階で"HASEBE"氏が

調整したものと推察される。
※ポルタメント(portamento)とは、
ある音から別の音に移る際に、
滑らかに徐々に音程を変えながら移る演奏技法である。
旋律を情感豊かに歌うために
歌手の技量で使用されることがある。

曲の導入部(イントロ箇所)で聞こえる
"幼い子供"(少女)らしき声のサンプリング
はこの楽曲の至る処(しいては4拍目)
に点在しており挿入されている。

"おかもと"とハセベ氏との
2人の制作過程において
どんないきさつがあったのかは
知る由もないが、
トラックメーカーにとって
良曲に巡り会ったこと・・つまり
"おかもと"の今回の潜在的な
"デマンド"(要求)をハセベ氏は
完璧に"掴みきった"のだと思う。

熟練トラックメイカーであるハセベ氏は
おそらくこの曲("ILY IMY")に"彼女"の
"インナーチャイルド"を"
みた!"のだ。

つまり"彼女"の
ピュアなライム(韻)
はいくらオトナになり
成熟した女性になっても、
けがれのない
"彼女"の幼少女時代
(インナーチャイルド)から
ライム(韻)が
発し告白されていると
直感的に判断したからに
他ならない。

その事実は意図的に、
リスナーに向け"情報"を
理解しやすく伝達する為に
幼い"少女"の声をビートに
孕ませたのではないかと
推察する。

そしてこの
"ILY IMY"においての
出色なトラックメイキングでは
16音符の膨大な狂ったほどの
アルペジオ※が顕著だ。
※アルペジオ (伊: Arpeggio) とは
和音を構成する音を一音ずつ低いものから
(もしくは高いものから)
順番に弾いていくことで、
リズム感や深みを演出する演奏方法。

最もそれが理解出来る箇所で
誰でも把握出来て聞こえてくる箇所は
イントロ部分であるが、実は
音の粒子の如く淡い見事な音色で
そのアルペジオは8割近くが
曲全体を覆い尽くしている。
(鳴りを潜めている箇所はサビの
一部分やAラインの最初の部分位である)

その絶妙なアルペジオの音群は
サウンドの色を決定付ける点に
おいて極めて重要な役割を担っている。

リードを取る
"おかもと"という
オンリーワンの女性という
"性"の存在感や雅(みやび)、
そして"彼女"の主張(メッセージ)と
曲全体に漂う哀愁感を増強するに
色=ここでは"華"の
サポート(パート)
が必要不可欠であり、
このアルペジオが大役を担った。

上物(ウワモノ)に流れる
16音符に注力すると
この微粒子のような
細かいアルペジオ音の様態が
他のヒップ・ソウルと比べそれなりに
非凡な仕上がりになっているという
事実を私は無視できない。

本作の発売は
本年'22年の12月14日の
新作EP「wwavess」に収録された。

このアルバムは
マキシ・シングルの様相を呈しており、
このアルバムの2曲目に収録されている。

作詞・作曲
"おかもとえみ"、
Performanceも本人に依る。

既に私は
この"キラー・チューン"
を自宅・自家用車内等で
数百回は聞き続け現在も
"ヘビー・ローテーション"の
最中である。

このトラックには
一瞬ゴースト(幽霊)
がいるのではないかと思う程に
様々な音(声)がよく聴くに従い
出現する気がするので何度聞いても
"空耳"が生じるたりもして面白い。

不思議なもので、
初めてカーステでラジオで聴いた
小さな女性の囁き声の
"i miss you"
だがこうして500回以上も
聴き続けていると時に
"かなしい"または
"さびしい"
という日本語言葉の
響きとなり
"空耳"となったりすることがある。
本作で2度は
誰でも聞き取れる

"i miss you "=
"かなしい"(さびしい)は元来
意味上、同様の感情が流れており、
この楽曲での" i miss you"の響きも
また同じ感情と思いが秘めているのだと
改めて感じた次第である。

"ILY IMY"という
"隠語"(記号)の
せいで、
"アイラブユーアイミスユー"
と発音する曲のタイトルであると
分かるまでに私のような
"古いタイプ"の人間にとっては
検索にそれなりの時間を費やした。

"売るため"にはこういうやり方
(あえてタイトル表記を分かり難くさせる)
は一般的に"業界"では通用しない。
メリットも薄くよほどの$箱スターでも
ない限りそんな冒険はしない。

"おかもと"はそういった
面だけでもかなり癖のある
アーティストであることが伺い知れる。

それから今回のEPタイトルの
"wwavess"という隠語といい、
このEPジャケットを観て女性アーティスト
ながら"只者ではない"感を抱いている。

このジャケットを
観て瞬時にハッ!
と気がつくひとは凄い(経験者?!)。
この家(ハウス)は
モーテル(MOTEL)そのものだ。

これ、駐車場付きの
日本のあちこちに点在している
"ラブ・ホテル"の玄関前である!

特にフリータイム~夜通し・・
翌朝から夕方迄立て続けにステイして
ようやくチェック・アウト
なんかする手合いの
カップルも
ざらにありそうな?
タイプのホテルである。
有人の受付も全く通らなくてよい
場合も多い。

ローカルの裏道を辿ってゆくと
実はあったりするような形式の
日本独自のラブ・ホテルの門構え。

"ILY IMY"収録の
"wwavess"EPの3曲目になる
"MOTEL"というタイトルの曲も
ありコンセプチュアルなアルバム
ジャケットと謂えそうだが、
普通の?日本の
女性アーティストだったら
こんなジャケはまず採用しない
のではないだろうか。

もっと"彼女"
(おかもとえみ)のことを
深く知りたい。凄く思う。

"MOTEL"という曲だって
タイトルイメージからすると
情念籠もった(呪詛的)楽曲を
連想してしまう嫌いもあるが、
全く逆でとても
ノリよくキャッチーで
歌詞も楽しい。
(歌詞内容もキュートで
"ちょっと怖い ど、ど、どうしよう
BGMは止めないで!!と
"おかもと"の多才さと
チャーミングさを強調させる佳作である)。
そもそも"wwavess"EP自体
"棄て曲"を感じさせずゼロである。

"ILY IMY"のPVだって
いかにもお金※
全然かけてませんけ!なにか?・・
といった作風で
飾りのない"彼女"の露出はある意味それに
潔白な?凄味を感じさせてくれる。
(※金を掛ければ良い動画になるという意味
ではない。本作の印象は
どこか'90年代前半の頃の
アメリカのNYアンダーグランド
ヒップホップテイストな
映像の趣を個人的には
どこか感じさせる程だ)

それから、
個人的邪推にはなるが、
作詞・作曲で
演出(歌手Performance)までくると、
やっぱり個人的なプラべートな
感情がないとここまで書けない(表現できない)
のではないかと個人的には思う。
単なる職業作家に依る妄想的な作品には
説得力が希薄なのが
いい例だが
"ILY IMY"の主人公は
"おかもとえみ"そのもの
ではない?とつい思ってしまう程、
この曲には強い波動のような
"何か"が伝わってくる。

惚れた気分?・・な
その気にさせてくれる
久々の日本人の本格的
若き女性アーティストである。

今後も"彼女"の活躍に
私は注目してゆくだろう。

"おかもとえみ"
「ILY IMY」歌詞
発売:2022.12.14
作詞:おかもとえみ
作曲:おかもとえみ
編曲・DJ HASEBE
ディレクター: 佐藤祐紀

23時大体決まった時間に
普段着脱ぎ捨て 不安にさよなら
最低ラインから急上昇
寝静まった街から飛び出して
何度も何度も見るミラー
街のライトが光れば
少し足すルージュ
ちょっと減らすシャドウ
私かわいくなれたかな?

好きな音楽も食べ物の趣味も全然合わないや
でも君の笑う顔がみたくて それだけ
ほしい言葉 わかってるでしょ
ずるいよずるいよあなたはいつもそうだよね

だいすきだよ
i love youも
i miss youも
君だけよ
心ないハグも
愛のないキスも
だいすきだよだいすきだよくやしいな

タクシーを見逃して
君の好きな曲を聴きながら歩いて向かう
君の好きな映画 君の好きな小説
少しの知識を飲み込んで
君の好きになりたい

生活リズムもよく行くお店も全然合わないや
でも君の笑う顔がみたくて それだけ
ほしい事は わかってるでしょ
ずるいよずるいよあなたはいつもそうだよね

だいすきだよ
i love youも
i miss youも
君だけよ
心ないハグも

愛のないキスも
だいすきだよだいすきだよくやしいな

だいすきだよ
i love youも
i miss youも
君だけよ
愛が燃え尽きて
夜が明けるまで
大好きだよ大好きだよ悔しいな

23時大体決まった時間に
普段着脱ぎ捨て 不安にさよなら
最低ラインから急上昇
寝静まった街から飛び出した

【ディスクユニオン紹介】
現在でもメロウ&チルな名曲として愛されている
「HITNUMBER-EVISBEATS」「PUNCHREMIX」、「pool」を生み出し、
フレンズのフロントマンとしても活躍するおかもとえみが、
新作EP「wwavess」を12月14日(水)にリリースした。

【追記】
現代は不幸な時代である。
運もあるが、音楽を音として先に受動出来ず、
映像から受信してしまうことがあまりに多い。
映像は音楽を支配してしまう。
映像のイメージで
音楽を翻訳してしまう。
音楽を純粋に音として受容出来ずに、
感動できなくことを、
私は最も畏れている。
つまり動画全盛の時代において、
偶然にも純粋に
"サウンド"から私は
"おかもとえみ"
に出会えたことに感謝している。

2022年12月28日。

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