“重要締結部位”に推薦!-“サンドバック”を吊るす!!-質実剛健!!-半世紀は耐え得ると感じさせる構造体!!-Meister製”ビームクランプハンガーマウント”のレビュー


大変素晴らしい製品でありながら、
日本語(日本人)によるレビューが何故か皆無なので、
"立候補"させて頂きます。


まずは"ビームクランプ"とは
H型鋼やI型鋼などのビームに直接取り付けて、
チェーンブロックやホイストなどのフックを引っ掛け、
荷物を吊り下げるための連結金具の総称です。


↑なんだか分かり難い説明だなだと
感じる方もいるかと思われるので乱暴な換言になり恐縮ですが、
「T」の英字を逆さまにした形状の
鉄骨にボルト等で直接取り付け、フックを引っかけたりしたのちに
重量のあるものを吊り下げたりするアイテムを称するものです。

主な活躍の場は、工場や建築現場で
一時的に"何か"を吊り下げる為のポイントを
設置する際に用いられるものです。

そういう現場主義の立場からビームクランプの
設置はラチェットを使用したりして
ボルト等のネジを回すだけで施工が出来る
簡単な手法でなくてはなりません。
そして大事な点は堅牢な材質と"構造設計体"であること。
良い製品では機械や構造物が想定される
最大荷重に対して破壊されないように、
あらかじめ十分な強度を保持することを前提に使われます。
安全係数は少なくとも5倍で作られていなければなりません。
例:安全係数 = 許容応力 ÷ 破壊応力、または 破断荷重 ÷ 最大荷重
さらに振動などによる緩みを防ぐための
固定ネジが設けられていれば
尚良い構造体と言えるでしょう。
本製品のMeister製ビームクランプハンガーは
その総てを兼ね備えていました。

日本人のユーザーは少ないのでしょうか?
製品コストが少々高価なせいでしょうか。
タイプは2種類。
[3.5-5.5インチ]もしくは
[5.5-7.5インチ]幅の鉄骨に
対応したものです。
私は完全にイレギュラーな鉄骨へのマウントを
する為に購入。

私の設置箇所はH型鋼やI型鋼などの鉄骨ではなく、
C形鋼・Cチャンネル(リップ付き溝形鋼)と
呼ばれる鉄骨が縦に2本溶接された"亜種"です。

1本横使いで重重100kg以下と推定し、
試しに"自分自身"が鉄棒にぶら下がる感じ
で揺すってみたところ、大丈夫そうだった(縦に
2本溶接されているからか?)サンドバックを
ぶら下げる施工を遂行しました。
※様々なサンドバックが自立タイプの
専用スタンドも検討したものの、床に
這う鉄パイプが自分のニーズに合致しないのと
貧弱そうに感じるものが多かった為、今回は
購入見送りになった次第。

使用したのは結局、
1トンを超える荷重に対応するとされる
"溶接されたステンレススチールマウントリング
の付いた本体"のみ。

クランプを両サイドから挟み込む2つの
アタッチメント及び、
ボルト、ナットは使用していません。

因みに本体付属のナットは
緩み止め効果の高い、
ナイロンナット(正式名称:ナイロンインサートロックナット)です。

ナイロンリングがボルトの雄ねじに密着することで
回転及び直線振動や衝撃を低減する働きがあり、
サンドバック等を吊るすのに効果的であると思われます。
余談になりますが、今回の施工では鉄やS45Cよりも強度のある
鉄(SCM435)/酸化鉄被膜 六角ボルト
[強度区分:12.9] (半ねじ) M12×100 (2本入り) と
鉄(S45C・焼入れ)/三価ブラック 六角ナット [1種] M12 (4個入り)
を別途購入。



上記ボルト固定する為に先に述べた
C形鋼・Cチャンネル(リップ付き溝形鋼)の
鉄骨が縦に2本溶接された"亜種"の下側1本を
ドリルで貫通。


C型なので凹状な為
ボルト止めができる長穴付きのアングルを探し、
和気産業(株)の品番:BY-54(寸法:60㎜×180㎜)を
選択し固定しました。



※↑この板を2枚重ねて設置すると尚良いかもしれませんし、
この手のプレートを利用して凹部をふざき込み、ボルト固定
すれば堅牢なハンガーを施工できるかと思います。

かなりイレギュラーな施工方法となってしまいましたが、
添付画像を含め主に格闘家の皆様のご参考になれば幸いです。

