33&35.”陣出の泣き塔”だけが遺されたJR工場(旧国鉄・横須賀海軍深沢分工場)跡地の夕日と 生まれて初めての”泣塔”-“訪問記録”!!-“鎌倉観光”-秘所!!

33.【泣き塔】だけが遺された鎌倉市最大最期のJR工場(旧国鉄・横須賀海軍深沢分工場)跡地!の夕日

数十年ぶりに鎌倉市内のJR大船工場跡地に入所する事が出来ました。
湘南モノレール線,湘南深沢駅の真横にある広大な敷地です。
場所が場所だけに正直動画をアップしようか悩みました。
私の幼少時代の想い出の場所です。
私はこの敷地の隅々まで,子供の頃探索しました。今はその面影は,ひとつだけを遺して(泣き塔)更地になっています。
あまりにも夕日が綺麗で,色々な想いが 起きてしまい混乱し動揺しました。 カーステは有名な男性グループの邦楽 が流れていましたが,頭の中を叩き続けたのは ブルーススプリングスティーンの3rdアルバムで ある不屈の名盤のラストを飾る「Jungle land」 でした。
特に今は亡きクラレンス・クレモンスの 後半からのサックスが頭の中で響き渡りました。 編集する際,驚いたのはこの動画はほんの後半を除き ノーカットです。ほぼ完璧に目の前の夕映えと Jungle landがリンクしました。

音声はカーステで 流れていた曲は残念ながらマスキングし出来る限り 消しました。 今回,お恥ずかしながら 「ダブル・ミーニング (double meaning)」という高度な 2つ以上の解釈が可能な意味づけを行わせるという, 作品にチャレンジしました。そんな単語はないかも知れませんが,自分にとってはダブルというよりクロス(交差)ミーニング です。

でもこの楽曲を使用させて頂く上でそうした作業は困難ではありませんでした。動画収録時間と音楽とが最初からほぼ完全に一致していたからです。 自分が想っている「言葉」とJunglelandの ブルース・スプリングスティーンの歌詞は全く違うけれど, 私の「感じ方」は一緒になり溶けていきました。
特にブルースの後半の歌詞が気になりました。 私のこの地へのたいしての尊敬の念とは裏腹に 地元民である自分は”傍観者”でもあるのです。 ブルースの歌詞は痛烈に私に胸に刺さるのです。 不屈の傑作「明日なき暴走」のラストを飾る Bruce Springsteen & the E Street Band - Jungleland 後半引用させて頂きました。

以下↓,動画で使用させて頂いた 歌詞の箇所掲載させて頂きます。

------------------------------ Beneath the city two hearts beat
地に張り付いた下界のこの町で ・・二つの心が脈打っている

Soul engines running through one night so tender
それは優しき夜をゆく魂の駆動

In a bedroom locked
鍵のかかった寝室で

In whispers of soft
柔らかな囁きたちの中で

Refusal and then surrender
拒絶のささやきの降伏

In the tunnels uptown
山の手のトンネルで

The Rat's own dream guns him down as shots echo down them hallways in the night
"ラット" は自身の夢によって 撃ち倒され銃声が夜の住宅街に鳴り響く

No one watches when the ambulance pulls away
誰も見てはいない・・救急車が走り去るのも

Or as the girl shuts out the bedroom light 
そして女が寝室の灯のブラインドを下ろすのも

Outside the street's on fire in a real death waltz
外では死のワルツを奏で燃え上がっている

Between what's flesh and what's fantasy
肉体と幻想であるものの狭間で
And the poets down here don't write nothing at all
この地の詩人たちは・・何も書きはしない

They just stand back and let it all be
ただ後ずさりして立ち・・なりゆきに任せている

And in the quick of the night
そして・・夜に生きる者たちの中に

They reach for their moment and try to make an honest stand
詩人たちは己の絶頂の瞬間を求め・・誠実な態度を主張しようとする
But they wind up wounded, not even dead
でも結局彼らは死ぬこともできず・・傷付くだけだ
Tonight in Jungle land 今夜・・ジャングルのこの地で

私はオカルト崇拝者でも神秘主義者でもありません。
疑似科学を盲信的に信じきれるほどの純粋さのみじんもない私にとって,言葉では説明出来ない圧倒t的な"気"の力を意識する様になったのはここ数年になります。

主に日本の伝統武道を個人的に調べ実践してゆくうちに現代の科学では到底立証出来ない"気"の力が実在しているという"現実"と紛れもない"事実”があります。

圧倒的にフィジカルな面では完全優位な相手を老齢ともいえるひとが"暗示"効果を含め,相手を打倒するのは何故なのでしょうか?

それは嫌な日本語の云い方だと”ヤラセ”でしょうか?!

柔道・剣道・空手道・そして合気道に通底する"気"の力は"技"を"術"という言葉に置き換えてしまう程の超人的な実力者が実在します。

また中国武術では古くから"発勁"と呼ばれる
"気"の力とは別の"身体の力の発し方”があります。

"気"=すなわち砕けた云い方で世界に通用する言葉では"オーラ"と
言っても一般的には差し支えないかと,私個人的には思えます。

オーラは化学風的な表現では微弱電気エネルギーであったり電磁場であったり光のエネルギーなどと,言葉には発しなくても,世界中の人間はオーラという言葉のほぼ共通の意味=雰囲気を認識しています。

其れににブレは余り感じません。
日本人にとっては,"オーラが或る人”というのは多分,良い言葉です。諸外国ではどうなんでしょうか?!・・

この動画収録で受けた私の感慨は,そうした
"微弱"な磁場や電気的エネルギーと呼べるものではありませんでした。

”受け”た感じ方はは霊もあの世も信じられない私のような者でも
非常に強くて重い圧倒的で威圧的なただならぬ
"気配"=オーラでした。

気温や湿度,日の光(紫外線)を含めオーラという世界が謂うその意味を強く五感が感じ認識出来た機会は,個人的には貴重な経験です。

鎌倉の秘所とも云える,ある側面いわくつきの
秘蔵の観光名所にさえなっていないこの森の遺跡=遺産は
少なくとも私が今まで観た神社仏閣のどれよりも崇高で神々(こうごう)しい宝篋印塔(ほうきょいんとう)の供養塔でした。

その存在は泣き崩れる程に美しかったのに”森”しか描写されておりませんでした。”こうごうしい”姿はデジタルの眼ではお伝え出来ていない事ご了承下さい。

デジタルってなんでしょうが!?今宵
画素数4kだったら40kでやればいいじゃないですか?
綺麗になればなるほど"報道的”カメラ的で感動とは無縁になってゆきます。デジカメ撮ったっても本当の意味で魂に肉迫してはこない。

視覚は聴覚よりも一般的で最も感情に訴求してくるレセプター(受容体)です。

今回使用した録画機はSONY HDR-MV1です。
廉価品ですが音の収録は割と定評があり奥行きもあり,室内での弾き語りでは重宝しています。レンズは120度の広角レンズでドイツのカールツァイスの”テッサーレンズ”です。今回も1920×1080の30pで録画しております。ズーム機能が搭載されていません。おそらくこの動画収録では個人的にズームできる機材でもやる事はなかったでしょう。その"森”しか撮影出来ていませんが,どうかご了承下さい。

以下【泣塔】に関してはWebサイトに多くの貴重なリソースがあります。興味ある方はご覧になって下さい。

http://neonats.blog.fc2.com/blog-entry-277.html

http://hamarepo.com/story.php?story_id=1313

http://kamakurasakura.com/tannpou/nakitou.html

https://kamakura8.blogspot.com/2013/09/blog-post_17.html

https://blogs.yahoo.co.jp/to7002/34509024.html

No.35では長年育った地域でありながら 生まれて初めて"泣き塔"と呼ばれている 宝篋印塔(ほうきょいんとう)の供養塔を一部分だけフェンス越しに拝観することが出来ましたが,完全に圧倒されてしまいお礼参りも出来ず撮影も中断してしまいました。

やはりどうしてもいま一度きちんとお礼をお伝えしたくて 再度の訪問となりました。 今回はNo.35で感じた感覚を蹈襲(とうしゅう)しつつも, さらに推し進んだ感慨も受け,お礼も少しお伝え出来た事が嬉しかったです。

再度"泣き塔"の森を訪問し,活殺自在(かっさつじざい)という言葉つまり武道等でも普段の熟語でも同意と思われますが,霊処浄域の場所というのは 「相手を生かすことと殺すこと・生かしたり殺したりすることが自在である」 というそれだけの凄味というか"気"の力を有している場所という事です。

其の動きは気流や温度や湿度の変化等"自然"の動きが非常に絡んでくると思います。 季節や天気によって環境は変化しますが, 1番大事なのは自分自身の心=気のあり様と 体調にも強く作用されるのではと思います。

今でも日本でもパワースポット="気場"巡りは 流行っているのでしょうか? 最近では神社仏閣などを巡る聖地巡礼を通じた"御朱印"集めが 流行っているようですね。良縁かと思いますが一度に大勢集まれば,マナーも少し問題になってくる様です。

"泣き塔"に関しては別名"陣出の泣塔”とも云われ観光地ではないですし,動画を観ての通りきちんと中に入ってお参りをする事も赦されていません。

この地区はNo.33でも紹介した通り, 鎌倉時代末期、鎌倉幕府倒幕を目指す新田義貞軍と幕府軍側の 赤橋守時軍が死闘を繰り広げた州崎の戦いがあった古戦場でもあります。

確証はありませんが"陣出の泣塔”と呼ばれている様に その州崎の戦いで戦死した死傷者を弔う為に 二十三忌に室町幕府が建立したこの供養塔の可能性が高いです。 昔から"この泣き塔の森”はろくな話しがありませんでした。

塔のある一体の土地を買った者は必ず貧乏に成り, 塔を移動させた者や関係者には怪我と不慮の死が来る。 そんな訳で地元に育った私も決して 近づかずに子供時代は大変恐れていた場所です。 昭和17年に日本陸軍が大船軍需工場拡大の為, 泣塔がこの森の一体の丘(岩)をダイナマイトで破壊する計画を実行しましたが原因は不明とされる大爆発が起こり多数の死傷者が出ました。

陸軍は計画を断念し後の所有者となった国鉄も毎年12月1日でしたか,供養は欠かす事がなかった程です。巨石の中に 大量の武士の遺体が埋葬されているとも謂われておりますが確証性はありません。 今回の収録で感じた事は”活殺自在”の絶対的な存在は動物だけではないという事実です。

どんな武芸の達人でも"千年杉"を素手で一撃で倒す事は難しい事と思います。 それとこの"供養塔"は,この山を形成する岩石の奥に或る”やぐら"(横穴式の納骨窟)と"一心一体"であるという事が感じられました。だから供養塔だけを"移動"したらまずいのです。

それと共感覚(きょうかんかく)という珍しい"空耳"です。 前回の動画と今回の動画共に大量の鈴の音の様な音がずっとしていました。編集している最中も耳鳴りのが聞こえ, 120°X-Yステレオ方式マイクでの"風切り音"かと思いましたが違う様です。編集し終えた動画を見るとその音は無音でした。

車内での撮影はドライブレコーダーに依存しております。 泣き塔の撮影は前回と同様SONY HDR-MV1のハンディです。 ドライブレコーダーの時刻とレーダー(GPS)の時差ご了承下さい。

”追伸” PS...色々な意味で貴重な体験をいたしました。 が子供の頃からの泣き塔(武士)に対する畏怖心が今の私の心の底にあるのは事実です。それだから変った感覚を受けたのかも知れません。尚,泣き塔を観ると7日以内に幽霊に出逢うとかそれに遭遇しないと死ぬとかいう噂もありましたが,霊を観ない代わりにほんとうに最近体調不良で”死にかけ”?ましたが,今もなんとか生きています。

そんな訳で今後とも宜しくお願いいたします!

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