天災・災害・緊急用・非常灯-“LEDライト”-MAGLITE vs LENSER社-“P14″修理歴-潔く”アルカリ電池”と完全に”訣別する”その理由とは!?

【初めに】
この記事は普段使用している日用品の
"乾電池"の話しがメインとなる内容ですが,
"少しだけ怖い"話しも含まれます。

もしこの記事をお読みになって下さっている方で
"小さいお子様"がいらっしゃった場合,
それでも"アルカリ"性の乾電池を安易に(私の様に)使用し続けるのですか?と
いう私からのアプローチ="問いかけ"の内容ともなります。

【アルカリとは何か?】
強塩基(アルカリ)は広汎かつ大規模に用いられ、工業的に非常に重要な基礎化学品の1つです。毒物及び劇物取締法により原体および5 %を超える製剤が劇物に指定されています。

↓以下,アルカリ電池内部の
"苛性ソーダ"の"有害性"をGHSラベル表示したものです。

水酸化カリウムは日本でも”劇物”に指定されています。

この劇物という物質ですが、
身近に存在し(つまり電池の液漏れ事故)
相当に危険です。

判定基準を大人で換算すれば,仮に誤飲した場合の致死量が
2 ~20g程度のもの。あるいは刺激性が著しく大きいものです。
誤飲した場合の致死量が2-20gというのは恐ろしすぎます。
"苛性ソーダ"=水酸化カリウムは非常に強いアルカリ性で人間の"たんぱく質"そのものを溶かしてしまいます。

↑ネットで拝借させて頂きます画像です。
奥様が旦那様をたいへん気遣い"危険"という文字が貼られていますね。

私は"毒物"及び"劇物"の日本の"国家資格"の有資格者ではありません。
職業も毒性・劇物のプロフェッショナルではありません。
化学知識においては,ごく普通の一般の方と
"その認識"は同等のレベルであるという
上でお話をさせて下さいね。

水酸化ナトリウム(NaOH)は強いアルカリ性化合物。無臭。常温では白い米粒状の固体で、吸湿性が高く、空気中に出しておくとドロドロした状態になる。このような性質を"潮解性"という。タンパク質を激しく分解するので絶対に体につけないようにする必要があります。苛性ソーダとも呼ばれる。

↑アルカリ電池に含有される劇物指定の水酸化カリウム

したがって絶対に素手で触ったり体につけたりしない。
皮膚や粘膜のタンパク質を分解して炎症を起こす強いアルカリ性は、
強い酸性よりもある面において(気づくのが遅れる)危険です。
目にはいると失明のおそれがあるので、保護サングラスを必ず装着する必要が生じます。皮膚組織を構成しているタンパク質そのものを破壊してゆくので放置すると皮膚の奥深くまで浸透し、最悪の場合は骨まで到達してしまいます。
顔面に浴びた場合(実際,日本のストーカー事件で中年の加害者男性が苛性ソーダの水溶液を高校生の女性にまきちらし大怪我をさせた事件がある)時間経過すると,知らないうちに皮膚が深く傷つき、血がにじんできます。しだいに皮膚に穴が開いてしまいます。潰瘍ができてしまう危険性もあります。

この記事を読んで下さっている
あなたも私と同じ様に"乾電池”を
普段たくさん使用しておられるのではないかと思います。
主につまり"アルカリ電池"をお使いなのではないでしょうか?

この記事は先述したように"乾電池"のお話と,
緊急・災害用のLEDライトの記事となります。

9vの高電圧の角形電池やボタンタイプの電池は
少し特殊な機器の用途に多いですが,
単1や単2,単3,単4形と呼称される乾電池は非常に多くの方が購入し
利用する頻度の多い乾電池の大きさ(種類)ではないでしょうか。

↑私が普段多用しているボタン電池や9Vの電池(液漏れが少ない)
↑これは特殊な電池です(高電圧)

"風化"してはならない"あの日"(2012年3月11日の震災)から数ヶ月間の
日本国内での"乾電池の品薄と電池の価格の高騰"ぶりをご存じの方は,
本州の日本人で記憶に残っている方は少なくないでしょう。

私の所有する
LED LENSER社のLEDライトの内部で
"アルカリ電池"が"液漏れ"を起し先日"リペア"しました。

2012年の"あの日"の後日,
私は"LED LENSER"社のLEDライトを3つ購入しました。

あれから既に7年が経過します。
同社の製品は3種類所持していますが,
きわめて信頼のおけるアイテムです。

私の過失か?アルカリ性電池の過失か,
もしくは両面性において,
つい先日,一台に強いダメージを与えてしまいました。

LED LENSER社のライト群においては
私なりの評価ではこれ以上ないほどの"最大評価"とします。

世界的に信頼されているメーカーであり
紛れもない"本物"と断言できます。

私は利用者として重ねて発言すれば"太鼓判"を押します。
↓以下がLED LENSER社の日本語の公式ページとなります。
私が戯言を述べるよりも本社のHome Pageを拝読なさった方が理解は早いでしょう。

https://www.ledlenser.com/jp/

私の記事としては珍しく,最初から広告を打たせて貰いますね!

LED LENSER社の"LEDライト"は"高級品"ですが,
その値段にふさわしく,それ以上に高品質(質実剛健)です。

これは"子供のおもちゃ"ではありません。
世界中の救助隊や軍,消防署や警察等が使用しています。

アメリカ製では"マグライト"が有名ですが,
"LED LENSER"はドイツ製ならではの逸品,天災の多い日本においても,
このメーカーのひと品を一家にひとつ位はあっても良いのではないでしょか?
若い頃はアウトドア用品として "マグライト" を多数所有していましたが,
処分してしまいました。
"気に入らなかった訳”ではありませんでした。
逆です。大変重宝していましたが,
使う頻度があまりにも少なかったからです。
ドイツ製の "LED LENSER" とアメリカ製の" MAGLITE "は世界の
ハンディ・ライトの双璧を成していると言っても過言ではないと思います。
日本国内での購入となると,
値段的にはアメリカ製の"マグライト"が割安で購入し易い印象を受けます。
マグライトを例えれば,
男性的でワイルドでいざという時に頼れる"ガイ"という感じでしょうかw。
"LED LENSER" は"相当なナイスガイ"だけど,
繊細で女性的な"美しさ"があるといった感じでしょうかw。
上手く比喩できずに申し訳ありません。
実用性,頑丈さにおいては同レベルと思います。あとは好みの問題でしょうか。
ドイツ製の "LED LENSER" の場合にいたっては美しい"工芸品"に近いです。
その事を比喩としてあえて"女性的"であると私は表現しました。

MAGLITEとは?】
アメリカ合衆国マグ・インストルメント (Mag Instrument, Inc.) が製造する懐中電灯のブランド。
外国映画やdramaのワンシーンで、警備員が黒い物体を持って光を照射している場面を観たことがある人は多いでしょう。その黒い物体の殆どがマグライトです。ジェラルミンを削り出して造られている数十センチある長さのマグライトの頑丈なボディは警棒として使われる事も屡々あります。世界中の警察や軍隊、
セキュリティ機関で多く採用されている非常に屈強なハンディ・ライトです。
↓以下,マグライトの日本サイトです。

http://www.maglite.ne.jp

人間の極限の状況下では"光"がいちばん必要とされるという信念の元,
アンソニー・マグリカ(Anthony Maglica)氏
1955年に"マグ・インスツルメント"を創業しました。
最初のモデルが完成したのは1979年。
それまでのハンディ・ライトとは一線を画すクオリティを実現したマグライトは、警察官や消防士、軍人など、ライトの信頼性が時として生命を左右してしまうことがある職業の人間から絶大な評価を得て、
ハンディ・ライトのトップブランドへと成長を成し得えることとなりました。

私は多機能性の品を好まない気質なので,
"シンプル"なものをチョイスしていますが,
上記2社においては他の商品もきっと素晴らしい製品が多いと思えます。

今回の記事の主役である,"LED LENSER"社の
製品の一台の修理はあくまで"点灯"出来るという
"応急処置"程度のアマチュアレベルの修理でしたが,
初診では,点灯しないので"お尻"の蓋を開けると,
内部での電池の液漏れ状態がとても酷くて
"点灯"出来るまでの修復作業時間は”2時間半"を費やしました。

もう指先は怪我をするし,
"うんざり"した修理でしたw。

↑美しい工業製品が腐食されバネ部の修理に時間を要しました
↑見えるでしょうか?右下のネジ部が破損,
メス側の樹脂(電池ソケット部品)もダメージを受けました

この記事を書くに辺り結論から申しますと,
私にとって"大事な製品”にはもう2度と(半永久的に)
"アルカリ電池"を今後は一切使用しない事に決めました。

"アルカリ電池"は私の経験上,あまりにも信頼性が低い。
高級な工業品をいとも簡単に破壊してしまう。
そして人体に極めて有害性が高い。つまり良い事がなに一つ無い。
上記3点により,今後は"アルカリ電池"の使用を控え,
"マンガン電池"をあえて利用する事に努めます。

私は"アルカリ電池"の内容物
("苛性ソーダ"という化学物質)が劇薬で毒性が高い面や
構造的な脆弱性は若い頃から理解していたつもりでしたが,使用してきた1番の理由は購入の利便性と"マンガン"と比較(5倍から10倍というメーカー側の
誇張に依るものなのか?高い能力ばかりのスペックを喧伝している)
して長持ちするという点,
"瞬発力"つまり"馬力"という"優位性"だけで
何十年もアルカリ電池を多用し続けてきました。

"アルカリ電池"を使用した数ある中で所有する機器内での"液漏れ"事故は,
故障した機器を修理する度に,
いつも利用することを本当に止めたいと思わせるのには充分過ぎました。
↓以下の画像は本記事とは別のキャンプ用(テント内のライト)ですが,やはり腐食と液漏れでダメージを受けて,(他の3カ所の穴との違いは見えるでしょうか?)以前左上の部分を自力で修理したものです。

それでも"買いやすさ"にいつも負けてしまっていましたね。
(私の様な大ざっぱでいい加減な性格は,
嫌な事を直ぐに忘れてしまうのです・・)

↑当然今回で"アルカリ電池"の使用を中止し,マンガン電池に入れ替えました

電池売り場?では1番場所を"占拠”しているのが"アルカリ"性の電池です。
少なくとも"日本"ではその状態ですが,他の先進国ではどうなのでしょうか?
日本ではアルカリ電池のみしか販売していない店も多々あります。

日本国内では"マンガン"電池は,
もはや"目立たない存在"になっています。

時代遅れなのでしょうか?

それはどうも違う様子ですね。
電池メーカーは"大事な事"を知っていて,
生産中止にしていないのではないでしょうか。

日本ではきちんと物事を"区別"出来ている"女性"や"マニアの男性"?が購入し続けているのが"マンガン"電池なのだと思います。

"LED LENSER"のライトに関しては,
非常に酷い状態の画像を撮影し損ねてしまいました。

私の両手が水酸化カリウム(苛性ソーダ)まみれになってしまって
"慌てた"からです。服まで水酸化カリウムが飛び散ってしまいました。

内部を開封して電池ソケットを抜き出す為にラジオペンチで引き抜いたのですが,"苛性ソーダ"が飛び散りました!

顔にも飛沫が飛んだので洗顔したりする必要性が生じ,
撮影どころではなくなってしまいました。

化学を熟知していない私でも,さすがにその危険性は知っているつもりです。
やはりきわめて身近で危険な存在="電池"だと改めて感じた次第です。

掲載しているものはある程度,洗浄してからの画像となります。

↑内部が腐食してしまっています

"アルカリ電池"は液漏れして"当然”の仕様となっているようですね。
以下↓私にとって面白い画像がWEB上でありました。掲載します。
"赤く囲った"のは私です。この部分から液漏れを起こす仕様となっています。

【乾電池のまとめ】
1.乾電池は内部の化学反応により電気を発生
1.アルカリ乾電池は電解質に水酸化カリウムを使用
1.使用していなくても液漏れは発生する場合がある
1.破裂防止などの安全機構の性質上、液漏れを完全になくすことはできない
1.水酸化カリウムは法律で劇物に指定されている危険度の高い物質
 目や皮膚に付着すると組織を溶かす
1.水酸化カリウムが付着した場合は、速やかに大量のきれいな水で洗い流す
1.目に入った場合放置すれば失明するため、洗い流した後は医療機関を受診せよ

↓このたび,LED LENSER社
"P14"を修理し終え,あらゆるアイテムを"マンガン電池"に入れ替えました。
"アルカリ電池"とは潔く"決別"しました。

↑唯一,アルカリ電池のままにしたのは車の非常灯(点滅式)のledライトのみ

↓作業用ledライトも内部で損傷を受けていました。導通部分が腐食する一歩手前でした。苛性ソーダを除去してマンガン電池に換装しました。

【乾電池の使用にあたっての注意事項のまとめ】

銘柄(メーカー)が異なる電池を混合して使用したり、
電池残量がばらばらの電池や電池の+と-を逆に装填したり、
長期間使用せずに放置したりすると電池から液漏れすることがよくあります。
普段よく使うアルカリ乾電池の内部には強いアルカリ性の(電解)液が使用されているため、液漏れした場合、この漏れた液に触れると化学熱傷(化学物質による皮膚・粘膜の損傷)を負うおそれもあり大変危険です。

上記を踏まえて液漏れを起こすきっかけをまとめます。

・電池を逆向きに入れた
・電極をショートさせた
・切れた電池を機器内に放置した

・異なるメーカー、異なる使用期間の電池を使っている
・機器のスイッチをオンにしたままだった
 以上です。

またお子さんのいる家庭では,
子どもは何にでも好奇心があり興味を持ち、
触ったり”なめたり"することがあります。
電池は、装填・保管・廃棄を適切に行うとともに、定期的に点検を行い
発熱、液漏れ、破裂等による事故が起こらないよう注意するべきです。

本記事で紹介した"マンガン乾電池"のメリットは"電解液がペースト状"であるため、液漏れを起こし難いこと,これに尽きます。

なお、アルカリ乾電池の正式名は"アルカリ・マンガン乾電池"であり、
電解液に強アルカリ性の水酸化カリウム=アルカリ性水溶液を使用してるから
アルカリ乾電池と言われ、強アルカリ水溶液が化学反応を起こしやすい性質があるため大きな電流を取り出す事が可能ですが、乾電池の寿命を迎えると化学反応を起こしたガス内圧でマイナス電極である"亜鉛筒に穴を明けて"腐食性の高い強アルカリ水溶液が外部へ液漏れするリスクが高くなります。

アルカリ乾電池が寿命が長いと言われるのは、
大きな電流を流す用途の場合のみであって、
微弱電流しか要さない各種リモコン類や壁掛け時計などの機器では
マンガン乾電池の寿命と大差ありません。
従って、マンガン乾電池の利点を挙げると
1、乾電池寿命を迎えても液漏れしないので機器内部を腐食させない
※万一、液漏れしても電解液の腐食性は低い
2、アルカリ乾電池と比較して、少なくとも単価が安い点

次に【液漏れを起こした機器の修理について】

本記事の内容のように液漏れがひどい場合は
汚れやサビを落としても簡単には機器が動かない(点灯しない)ことがあります。
新しい電池を入れても作動しないときは、
接点への通電が不具合(絶縁)を起こしていると思われます。
接点部品を交換できれば良いのですが、今回の記事のように
それが難しいときには簡単に復活を試みる方法はあります。
ワイヤーブラシなどで丁寧に汚れを落とし"粉"をふき取った後、
鉛筆やシャーペンで接点をこすります。
この際、接点全体に鉛筆の粉が行き渡るように行なってください。
黒鉛は電気を通すため、鉛筆の粉を塗り込むことで、荒療治の方法ですが通電が可能となる場合があります。鉛筆は濃いほど黒鉛量が多いため、
3B・4Bなどが効果的です。
周囲に散った鉛筆の粉は、当然良くふき取っておきます。
上記の修復作業は根気と時間を要します。
※私の場合は電気系統の"接点復活スプレー"を使用しています。

電池の液漏れが起こるのは、殆どのケースが"アルカリ"電池です。
マンガン電池も液漏れがないとはいえませんが、ごく稀なのです。
アルカリ電池の溶解液は非常に危険なため、
液漏れ掃除を行なう際には扱いに注意をしてください。
手順をまとめると次のとおりとなります。

1.ゴム手袋、防護用メガネなどを必ず着用する
 (当然,肌に直接飛ばない様に配慮 すること)
1.外せる部品は外して置き、液漏れの状態を詳細にチェックする

1.ワイヤーブラシ、紙やすり、金属たわしなどで固まった電解液を落とす
1.ティッシュ(キッチンペーパーやウエス)などで
   粉が残らないように出来る限りきれいにふき取る
1.ミシン油や潤滑油などを塗り込んでおく

そして,金具についている液漏れは十分に落としたうえで
出来る限り"輝く"ようになるまで磨いてください。
電池と接触する金具が黒く錆びている場合には、
入念にサビ落としを行なう必要があります。
本記事のあるアイテム(機器)のように既に腐食が酷く再生が困難なケースも多いです。一部もしくは全部の接続部品を別に新たに製作する必要性も生じます。
以上,何かのお役に立てると光栄です。
それでは!

↓アルカリ電池内で利用されている"苛性ソーダ"の劇物に関する資料2点

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