プライべート使用では”史上最強”!と思わせる19インチ業務用音響機器とサーバー用ラックシステム-19inch-“RackSystem”の紹介-“MIDDLE ATLANTIC-SLIM5シリーズ”(5-43-5MM 43U)のレビュー【事故の詳細】

アクシデントの後に再び組み直したラックシステム

↓このノート(記事)は
古い私のリソース(資源)をもとに書かれています。
今後も将来この頁は加筆と修正をしてゆく予定です。

2019年9月-2020年10月現在も加筆中です。

【謝辞】
記事内の画像は私が撮影したものが殆どですが,
世界中の有志の方々の撮影なされたショットも多数含まれます。
引用するに至り心よりお礼を申し上げます。

今回の記事は"質実剛健"
・・つまり非常に"頑丈"な信頼のおけるメーカーとして
日本人である私にとっても最高に評価している
MIDDLE ATLANTIC社の業務用ラックシステムで
とてもコストパフォーマンスの高い商品のひとつ,
"SLIM5シリーズ(5-43-5MM 43U)"というものを紹介します。

私の場合は上記の商品を2台所有しオブションのアイテムを使用して連結し,
43U(43台分)×2=合計86U(最大86台分)のインサート出来るスペースを確保し,
音響機材をラックマウントしています。

私のマウントしている音響機材は主に1970年代,
'80年,'90年代のビンテージ・アウトボードとなります。
いずれ何かの機会にマウントしている機材の紹介が出来るといいですね。

でもあまり"重量"のある機材は
このSystemにはインサートしていません。

実は,このSystemに対して,
トラウマ="P.T.S.D"が私はあるのですw。
その過去はこの投稿記事の最後に話しますね!。

MIDDLE ATLANTIC社のRackSystemは現在,
きっと色々なニーズに応えている様子です。

同じモデルではなくても
北米では自宅でのホームAVシアター等で
同社のRackSystemがかなり普及しています。
以下↓web上での画像の抜粋となります。

↑日本の住宅環境下では馴染みがまだまだ薄いかも知れませんが,
何もかもがとても狭い日本の住宅事情こそ自分の部屋を最大限に
活用するという面において"縦"の空間をいかに活用するか
という考え方は大事ではと思っています。

そうした商品のラインナップをリーズナブルなコストで
MIDDLE ATLANTIC社はたくさんリリースしています。

↓以下本社のサイトです。
https://www.middleatlantic.com/

↓以下の記事は8年ほど前の
私のレビュー記事をもとに加筆修正しています。

【震度5にも横転せずに耐え抜いた!】

5WLのロック付キャスターは当時から装着し、
現在はケーブルチェースキットで2台を連結して使用しています。

震災の時(2011年3月11日に日本で発生した東北地方太平洋沖地震による
災害およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故による災害)の神奈川県の
自宅に設置していたシステムは当時,単体においての状況下で
横転する事はありませんでした。↓の赤く囲った場所がシステムの設置されている場所,即ち私の自宅です。

その日(2011年3月11日)
私はシステムの設置された自宅の部屋にはおらず,
会社勤務でその自社サーバーのある室内にいて,
揺れを全く感知しない程の屈強に柱の多い室内で仕事をしていました。

ただ,サーバー室を一歩出た瞬間,当時3階だった事務所は,
荒波に呑まれた様なまるで難破船の様な状態が私の視野に映りました。
↑勤務地は私の居住場所と同じく上の日本列島の図の赤く囲っている部分です。

その瞬間に私の脳裏にまず浮かんだのは,
失礼ながら身内の安否を気遣う事よりも真っ先に
自宅にある所有する音響システムが横倒しになり,
この記事で紹介するラックシステムにマウントされた
全ての機器のサーフェース(ツマミなどがある
つまりハンドリングする機材の前面)が致命的に破壊されたと考えて,絶望感を感じました↓。

当時のシステムを設置してしていた床の材質はクッション・フロアタイプ
(ビニール製のクッション性のあるシート状の床材)であった為に,
揺れは現在の無垢フローリングと比較すれば遙かに
過酷な状況であったに違いないと予想されます。

グランド・ピアノ(耐荷重500㎏)を置く事が
可能な床のフローリングは堅い無垢の合板の木板で良いものがあります。

近いうちにシステムの床を強化しなければ
ならないと常々思っていた矢先に自然災害(震災)が起きました。

けれど数日経って帰宅して部屋を覗いたところ,
なんと!!
ラック・システムのキャスターすら
全く動いた形跡がなかったのです!

信じられませんでした!

リアルタイムに状態を見ていた訳ではないので,
これには本当に驚きました!

ラックの本体には各1台ずつ4つのキャスターが既に設置されていましたが,
当時は2台のラックを連結しておらず,どうやって何分間もの間,何度も繰り返される余震に耐え抜いて
システムが転倒を防御出来たのかは未だに"謎"のままです。

"鉄板加工"=溶接や板金のプロフェッショナルの方なら
案外,簡単に答えを教えてくれるのかも知れません。
縦に非常に長い鉄板で覆われた"物体"が何故強い揺れに耐えられるか?という単純な問いです。

実はこの秘密はアルミ材の"曲げ加工"という板金加工によってラックシステムの骨組みが形成されているのです。私は専門家ではありませんが,最も技術的ノウハウが発揮されるところだと思います。

このノウハウがMIDDLE ATLANTIC社にはある様に推測しています。
逆に溶接部分が少ないのがこの会社の商品の特徴のような気がいたします。

私の所有する個体はたまたま良い精度のものであったのか,
少なくとも2台所有していて特に個体差は感じられません。
どんな一流メーカーのものでも製造工程において必ず"精度の低い"不良品が出ます。
こうした"鉄板技術のアイテム"は"仮り組み"の段階で善し悪しが分りやすいのが特徴だと思います。

また余談ですが,
日本の有数のデータ・センターも実は"3.11"の震災の
被害は"予測"より遙かに被害が少なかったというのが事実のようです。

NTT社のデータセンター

日本のデータ・センターの
サーバー群は"揺れ"にはとても強いという事になるのでしょうか。

但しそもそも"揺れ方"がどうであるかという課題が残ります。
"横揺れ"ではなくて,では突き上がる様な"直下型大地震"ではどうなんだ!という事です。

日本有数のデータセンターのラックシステムは
おそらく国産(大手企業であれば自社オリジナルのカスタムメイド品か
もしくは中小企業であれば例えば富士通社製など)
のものが多いのではと推察します。

そうした過去の個人の経験から云えば,
今回紹介するMIDDLE ATLANTIC社の
"SLIM5シリーズ"は日本の環境(土壌)にとてもマッチしています。
"あの震災"の揺れ(設置場所は震度5前後では余裕?)に耐え続けたという事です。

私の所有する"5-43-5MM 43U"とラック
はシリーズの中で最も"高さ"のあるものです。

本体はキャスターを装着するとさらに高くなります。
キャスナー無しの状態での本体のスペックは2m7㎝です。

それにキャスターの高さが私の素人の採寸では10.5㎝。

1番上の天板までの高さは合計値が2m22㎝となります。

従って本体はよほど身長の高い方でないと
最上部にマウントした機材を操作するのは難しいですが、
使う頻度の低い機材やリモコンの使用が出来る機種や
細かいハンドリングする頻度の低い機器を上部に設置するなどの工夫で
機材の設置での計画をすれば使い勝手は良くなると思います。

私自身は↑上記の判断を最優先し,
機材をマネージメントしています。

けれども他に大事と思われるのは各機材の重量です。
最終的には総重量を計算する必要はあります。

私は機材のハンドリングの優位性のみを最重要であると考え
マウントしていますが,ラックシステムの全体の重量配分を
考慮する事はシステム全体の安定という面に
おいては大変重要な要素です。
これは念頭に置くべき課題のひとつです。

自然災害を含め人為的な
万一の事故を未然に防ぐ
というのはプランニングでは重要な項目のひとつでしょう。

私の場合は音響機器のみのマウントになりますが,全部
もしくは一部をサーバー用ラックとして検討する場合は,
さらに熱対策が最も重要視される課題のひとつとなるでしょう。
つまり"発熱"する機材をどう維持出来るかという別の課題です。

大手企業や中小企業のサーバーシステム用ラックは
おおむね奥行きがとても深いのが普通です。

今回の紹介するラックは奥行きが50.8D(㎝)となります。
この奥行きは日本の企業サーバーではなかなか存在しないでしょう。
(サーバーラックとなれば奥行きが1メートルなど多数存在します)

依って企業でよく採用されるサーバーラックに比べ
本商品はディープでなく,プライベートユースでも
設置場所には悩むことはないでしょう。

つまり"キッチンの冷蔵庫"より
遙かに奥行きが"ない"のです。

機材の排熱対策に言及すれば省スペースのラックの利点は機材にとって
逆効果に転じ易く,機材の熱暴走に依る故障リスクが生じ易い。

何故かと云えば裏での配線(ケーブルマネージメント)
をきちんと施工出来ていないとHD(ハードディスク)などへの
著しい寿命低下が起こり得る事です。

サーバー用のラックの奥行きがとても深いというのは
機材の奥行きも深いものが多いというのもひとつの理由かも知れませんが,
ケーブルマネージメントにおいてはカテゴリー別に束ねたり機材に対し水平にケーブルを外部へ流すという施工がやりやすいからだと考えられます。
つまりワイヤリングがし易いのです。
例えば↓の下の画像のケーブルの束!を見てどう思われますか?
施工業者が入って工事中の画像かと思われます。
正直な私の感想はこのケーブルの状態を見る限りでは
クライアントが今後使用している際に複数台の機器間でトラブルが発生した場合,
課題解決に向かっての原因を究明するには相当に時間が掛りかなり大変そうだなという印象を受けます。

ケーブルだけで数トンクラスの大規模サーバー環境下での床下のケーブル群と思われる


↓WEB上の画像ですが,このレベルは"芸術的"ともいえるケーブルマネジメントの好例を掲載いたします。
見た目での"美しさ"は可能な限りの熱対策,またはシステムのトラブルにも迅速に対応出来る事を意味します。

例えば対策として空冷ファンを幾らたくさん前面に設置して機材を冷やしても
背面のケーブルが垂れ下がった状態で風を外部に逃がす事が出来ない状態であれば
熱を発するデータ保存用のストレージ群などはたちどころにヒートアップするでしょう。

その状態は車のエンジンルームに大変似ています。

縦軸での機材同士の遮熱対策は1Uずつずらして隙間をつくって設置するという
やり方が自然で簡単な手法ですが,1番問題なのは裏面でケーブル群の
"ブラインド・カーテン"が作られてしまい外部への風の流れが封じ込めれてしまうという事は解決されません。

こうしたケーブルマネージメントや熱対策に関しては
大変"奥が深くプロの世界においても様々なやり方があり"別の記事"が必要です。
プランニング会社や施工会社でもそのあたりは"TIPS"そのものです。
↓面白い画像がweb上に公開されていました。
左が施工前,右が完璧に?ケーブルマネージメントされた"姿"ですw。

さて,
本商品においては,
材質がスチール製です。

このラックを所有する前はスチールという材質のイメージは悪かったのですが、
サイドパネルも含めこの商品に関しては頑丈で抜群の強度を感じます。

これからも長年使用に耐えられそうです。

現在使用年数は8年以上経過(後述しますが,
昔とんでもない事を私はしてしまいました)し,多少連結部等では歪みが生じていますが,その原因は
オーナーである私の人為的ミスでその他の部分は購入当時の状態をほぼ維持しています。
キャスター部においても強靱で,劣化,不良も見られません。

私が購入した頃は簡単な英語の図入り取説があり、
見れば誰でも英語が分らなくてもすぐに組み立てられます。

調査したところ,マニュアルPDF等は
web上にはないようなので記事内の最後にuploadedしておきます。

巨大なラックシステムを今後,導入検討している方にとって参考にして下さるととても嬉しいです。

この商品に関しては設置前の組立に関しては横倒しにして組立てて下さい。

図面(マニュアル)を見ながら作業して
本当にあっという間に組み上がってしまいます!

組み立てが完成したら,このRackを垂直に
起こすのは男性ならば単独で何の問題もない筈です。

私の所有する5-43-5MM 43Uは1台約30㎏弱です。

↑このシステムを販売しているサウンドハウス社からの引用

2台を連結してしまってから垂直に持ち上げるには複数人の
サポーターが必要ですし,横倒しした状態で組立作業を
するには相当広い場所が必要なので現実的ではありません。
2台の連結は1台ずつ,垂直に立ち上げてから行います。

当然,オプションのキャスターは立ち上げる前に設置しておく必要があります。

ラックの底の部分(サウンドハウス社から引用)にキャスターを取付ける

↓サイドパネル(SP5-43 SLIM5シリーズ用)は全て組み上げてからでも
マウント出来た筈?です。

この商品を観てみる。
この商品を観てみる。

↑この辺り私の記憶が曖昧なので確実性が乏しくて恐縮しておりますが,今回
uploadedしているマニュアルをご覧になって皆さんの独自判断をして頂けると有り難い。

見た目よりは遙かに軽量?なので,
女性でもきっと大丈夫?な筈です。
大型犬を持ち上げる様な感覚で一気に立ち上げて下さい!

独りで不安なら誰かがもう一人いれば安心でしょう。

付属品で工具類は六角レンチが付属していたように記憶していますが、
現在は紛失してしまっています。
画像を掲載出来ませんでした。

付属の工具?を
当然使ってもいいのですが,
最後迄その付属品でナットを締め上げるのは止めた方がいいです。

あくまで"仮組み"の程度での使用が"前提"であるという事です。

経験上ではプロフェッショナルが
汎用する業務用品というのはおおむね安易に付属された道具だけで何かを組み立てたり
設置するという事はまず有り得ません。

業務品そのものの将来性を考えればその場凌ぎの
イージーな施行はその商品の"品格"・・つまり将来の
「安全性と保持力」を最初から"失う"おそれがあるという事です。

つまり業務品の価値は最初の施工次第で将来が決定します。

組立においては誰でも簡単にできるように設計されておりますが,
オーナーになった以上"組み上げ"作業は絶対に"手を抜いて”はなりません。

将来のリスクヘッジ(金融用語ですが)を
施工段階で限界まで"意識して組み上げる”という事がプロ用品を扱う鉄則かと思います。

”最初が肝心"という日本人の古来の諺があります。

別途,工具(スパナ)は必要です。

↑レンチもスパナも手元に無い方はダイソーの100均で良いので工具を別に購入し組み上げて下さい。
100均といっても良いものはたくさんあります。↓
※レンチやスパナは同意です。 wrench(レンチ)= アメリカ英語 もspanner(スパナ)=英国英語は
いずれもボルトやナットを回して締め付けを行う工具です。

安物でも"付属品"よりは遙かにトルクがしっかり掛けられます。

自動車整備用のソケットレンチなどがあると大変便利ですが、
さすがにそういう専用工具がなくても大丈夫でしょう。

メーカーが提示する規定トルク量はどの設置部所にもないので,
出来る限り"強く”締め上げればいいという事になりますか?W。

四隅の狭い箇所で1㎝(10mm)程の六角ボルトで締め付ける必要箇所が結構あった様に記憶しています。

43台分の本商品はさすがに大き過ぎるよ!と思われている方でも
過般可能なサイズの8台(8U)分や14台(14u),
29Uや37Uなどニーズに合わせたラインナップのある商品です。
基本設計はどれも同じかと思います。
↓検討してみたらいかがでしょうか?

MIDDLE ATLANTIC / 5-8-5MM 8U
MIDDLE ATLANTIC / 5-14-5MM 14U
MIDDLE ATLANTIC / 5-21-5MM 21U
MIDDLE ATLANTIC / 5-29-26 29U
MIDDLE ATLANTIC / 5-37-5MM 37U

MIDDLE ATLANTIC社の商品群です。
↑MIDDLE ATLANTIC社の商品群です。

部屋の機材の置き場に困っている方,
室内の空間をもっと有効的に活用したいと感じている方にとって
"SLIM"に縦に垂直に機材を設置するという商品は
導入(購入)して良かったと感じて頂けるかと思います。

ご検討のひとつになればと思い記事にします。

最後に過去ログ(記録)が出てきたので記述します。

これは"反面教師"としての"お恥ずかしながら私自身の自戒"の記録です。

有志の方へのエールというか私からのお近づきのひとつとして
かなり恥ずかしい自分の体験談でこの記事を〆ます。

自分の"行い"を"自戒"する強い思いがあったのかどうか
は分りませんが?,2012年10月6日昼の14時前後と
古いノートとPCのテキストに記載されておりました。

前述した2011年3月からおよそ1年以上経過した日の出来事です。

震災から一年以上も経過しておきながら,
床下のリフォームを怠っていました。2012年のその日迄,
まだクッションフロアーの状態だったのです。

その日は別に昼間から"酒に酔って”いた訳ではありませんでした。

いつもの様に機材をハンドリングして,
その時少し気分転換?が欲しかったのだと思います。

ふと2011年3月11日の日本で起きた未曾有の
地震で設置場所は被災地のレベルでは勿論なかったものの,
震度5レベルで度々繰り返されたであろう数日間の余震の揺れに
何故このラックシステムは倒れなかったのか?という素朴な疑問が
脳裏によぎったのでした。

多分・・
ずっとその事が気になっていたのでしょうねw。

フィジカルに検証してみたくなった・・w。

で童心に還り?
悪戯心で思い切り前後にラックを激しく振ってみたのです。

自分みたいな非力な人間の力では絶対に
倒れる筈はないという"予定"でした。

物凄い地響きだったと思われます。

咄嗟に家族の悲鳴が耳に飛び込んできました。

信じられない事に・・
連結された2台の自分の身長よりも遙かに高い
このタワーラックが突然私の前に倒れだし
目の前になだれ込んできたのです!

その瞬間,自分はもう"死ぬ"と直感しました。
総重量数百㎏以上の"まな板"が凄い勢いで迫ってきて
自分の"頭蓋骨"が潰されると咄嗟に感じましたね。

不幸中の幸いにも,
倒れたラックは怖ろしい位に丁度いい具合に見事に
真向かいに設置してある木製のCDラックの
木枠に鋭く突き刺さって斜めに停止しました。
↓下の写真は事故の後日撮影したもの。
中央にある低い機材は当時その場所にはなく,
左側の壁に設置されている木製CDラックの上から4番目の外枠の部分に突き刺さって停止した。

↑この日本製のCDラックのおかげで命拾いをした(このケースは邦楽のCD置き場)

時間はおそらく
1秒~1.5秒の間の出来事であったと
思われます。

自分自身は・・なんと!!
"無傷"でした。

リミットは0.5秒以内かと思われますが,
自分は咄嗟に強いリスクから逸れる事が出来たのです。

自分の保持する"悪運"の強さに"感謝"しました。

今まで自動車での激しい走行などで"命拾い"を
若い頃は何度も経験しましたが,
この時の"リスク"も命に直結する相当高いレベルでした。

幼い頃・・
一生懸命,武道空手をやってきて,
本当に良かったと思えた瞬間のひとつです。

もしも・・
その日に自分が"昼間から酔っていて"同じ事"が起きたら,
多分逃げ切れる事は出来ずに今こうして記事は書くこともできてはいなかったのかなと思います。
↓ラックが倒れ突き刺さった場所(後日すぐにパテで埋めて修復しようとしたが途中で作業を止めてしまいました)

そして,
もっと,もっと
不思議な事が起きました。

2台を連結するチェストの上部は歪み横転した際,
床のクッションフロアーは引き裂かれて最下部の底板は完全に
深く抉れていました。

自分は無償で助かったので,咄嗟に
斜めに倒れて停止しているシステムラックを覗き見ました。

マウントしていた機材の数十台はもう
前面が酷く"完全破壊"されたと確信していたのです。

驚きました。

総ての機材の
何もかもが,
完全に"無傷"だったのです。

現在の配置状態↑横転事故のあった時は手前左下の12Uの木製ラック2台はこの場所には置いていなかった

これには本当に,暫く呆然とする程に驚きました。

掲載写真を見て頂いて下さればご理解出来るかと思われますが,
マウントしている機材は多くのツマミが全面パネルに
たくさん配置されているものもあります。

巨大なラックが転倒して,
その全ての機材が"無傷"であったなどという
話しはプロの現場でも一度も聞いた事がありません。

それはレコーディングスタジオでもライブ会場でも。

本当に今でも信じられない不幸中の幸いという"事実"でした。

けれどその"事故"の後処理は"大変"でした。

斜めに突き刺さった86台分を収納出来るラックを
再び"垂直"に起こす作業は容易な事ではありませんでした。

↑丁度システムの中央部の連結部の1番上の突端部分が木製CDラックの木枠に突き刺さり
全ての機材が無事だった

※ご注意:私が購入した"サウンドハウス社"においても私の所有する"43U"のラックシステムを連結する"ケーブルチェースキット"は掲載されておりません。
"最高長"の43Uを連結するご希望の方は社へ"要"問い合わせの商品となるかと思われます。2020年加筆現在においては,37UのCableChaseキットは販売されている様子です。以下↓ご参考下さい。

 37U(174㎝)のCableChaseキットを掲載させて頂きます。
当方が所有する43Uのアイテムは2020年現在,掲載されておりません。
37U(174㎝)のCableChaseキットを掲載させて頂きます。
当方が所有する43Uのアイテムは2020年現在,掲載されておりません。
"要"問い合わせが必要かと存じます。相違点は身長のみの違いかと存じます。ご検討下さいませ。

機材がインサートされた状態で2メートル以上の
ラックシステムを立ち上げるのは重量が凄すぎて独りでは完全に無理でした。

総ての機材をラックマウントから外し,
裏配線を全て除去したうえでようやくラックを垂直に立て直しました。
つまり初めて施工した時と同じ状態になってしまいました。
気がつくと丸一日が経過していました。

↑あの事があってから,
私はまた"音楽"に対する姿勢や
意識がさらに深くなった様に感じています。

"総ての芸術は音楽に嫉妬する"という
格言?は・・果たして世界の誰が云った言葉なのでしょうか。

どなたかご存じなら,
どんな国の方のどんな言語でも構いません。
気が向いたら教えて下さいね。

音楽にまつわる
エピソードは"オカルティック"な要素も
あり,ある側面において"カルト"的でもあります。

世界中の"オーディオ・マニア"の方々,
ある音楽をこよなく愛している世界中の音楽ファン,
ソロアーティスト,バンド,交響楽団,
ジャンルを超えて総ての演奏家,
裏舞台で活躍する演出家やエンジニア達。

そして日本人である今のこの"私”。

8年も前の私の恥ずかしい体験談を記述しましたが,
ずっと昔から"感じて"いたことは様々な経験を通じて次第に"信念"となり
その思いは現在では"不動"なものとなりました。

それは幼少の頃,音楽で感動して泣いたりして,
ぼんやり感じていた事と"真っ直ぐ"に通じています。

"音楽"に関する出来事や
"音楽"そのものには圧倒的な
"途方もない力"が備わっているという
紛れもない"真実"を体験しているという事です。

それは悪魔の仕業なのか天使によるものなのか・・分りません。
人類にとって偽薬なのか薬なのか・・それも私には分かりません。

そして私は日本人でかなり強いリアリストで
残念ながら"無神論者"です。

信仰心の厚い諸外国の方々から見れば
未熟で幼稚な者の発想なのかも知れませんが,
そんな自分でも圧倒的な"力"を音楽に触れると感じる事がある。

その"力"は女性的で母性的で男性的で父性的で・・
上手く言葉では説明が出来ませんが,
少なくともちっぽけな"自分自身"を遙かに凌駕したとてつも
ない"存在力”でしかもその圧倒的な"力"は権威的でも威圧的でもないのです。
それは"音圧"の凄い"威圧的"な音楽を聴いていても。

私にとって"音楽"とは・・乱暴な云い方で恐縮ですが,
"神"に近づくことのできる唯一の"手段”なんです。
先ほど私は"無神論者"と明記しましたが,言及すれば
"一神教"者ではないということにしかすぎません。

未熟な"私"でさせ,"神"を信じる事が出来るのです。
"音楽"を通じて。そして優れた"絵画"を通じて。

"恋はするものではなく堕ちるもの"・・・。

音楽を心底愛したら・・
その者は何処まで堕ちてゆくのでしょうか。

いま,ふと音楽史上極めてRespectされている英国の
天才プロデューサー
"Joe Meek"の生涯が脳裏をよぎりました。

※ ジョミークとは?!・・

Robert George "Joe" Meekは、"不世出"の英国が生んだ天才プロデューサーの1人である。
20世紀の"怪盤”として'50or'60年代のポップス史上最大の問題作(遺産)を遺した人物。

サウンドエンジニア、ソングライターであり、
現代のポップス音楽の先駆者であった。

英国No.1ヒット曲でTornadoesの"Telstar"という曲がある。
英国音楽としては米国で初めてヒット・チャートの1位に輝いた。

Beatlesが世界進出を果たす1年2ヶ月以上前の出来事である。
そして"Meek"は"Telstar"の印税を全く受取ることが出来なかった。

彼は音楽プロデューサーであったが楽器が演奏出来ず歌も歌えず
譜面も読めないエンジニア上がり(元英国空軍のレーダー技師)であったが、
英国初のインディペンデント・プロデューサーとして自身ののスタジオを所有し
優れたコミュニケーション能力で世界でも類例のないサウンドを作りヒット曲を連発した。

また、オーバーダビング手法やサンプリング技術、
音響リバーブなどのつまり現代のレコーディング機材の開発支援と
録音技術の"未来の有り様"を示唆した20世紀の音楽史上,最重要人物の一人である。

そしてMeekは希有の天才であったが狂人でもあった。

'67年のバディ・ホリーの命日にスタジオ兼自宅の大家の女性をショットガンで射殺,
自らも自死してしまう(享年37歳)。

音響リヴァーブとエコーに戯れ深淵のアウタースペースのカオスに入り込んで
再び帰還する事のなかった男。悪魔に身を委ね天使に嫉妬されたのか?

後世の私にとっての彼の存在は"音源"とMeekの盟友エンジニアであった"Ted Fletcher"
が創始し 伝説化した"JoeMeekという音響機材のブランド"の
私も何台か所有するアウトボードが遺されたのみとなっている。

↑以上がお恥ずかしい私の過去の"武勇伝"?でした。

悪く云えばこの事故は・・私の過去の"トラウマ"のひとつです。

あれからこのシステムに接する時,このラックシステムに
真剣に"向き合っている"という"意識感覚"になりました。

前述した内容は殆ど良い事ばかり述べていますが,
↓以下は割と大がかりなラックシステムを個人所有している
者として"注意点"と"留意点"の内容となります。

1.
決してよじ登ってはならない!w
(人間の力というのは凄いもので絶対倒れないと過信しているものも
場合によってはいとも簡単に倒す事が可能であるという事故を体験している)

2.
小さいお子さんがおられる方(もしくは老人のいる家)はその部屋に鍵を掛ける。
児童がひとりでラックシステムのある部屋に入る事はない様に配慮する。
(ホストでありオーナーであるあなただけが部屋のマスターキーとスペアキーを管理し,
例え信頼のおける者であっても知識のない者にはあなたの同伴がなくてはその部屋に入室させない)

3.
水準器/水平器をラックシステムの何処かに据え置きする
(安物でも良いので,システム全体が床に対して"水平に保たれているか"頻繁でなくて良いのでチェックする)
↓下の画像は安物の水平噐ですが,若干左に空気が右に寄っています。2台を連結していて右側のラックシステムの方が重いで値自体は正しい。例えばこの状態が過剰になって黒い線をはみ出した状態などになるとトラブルが発生していて迅速な対応が必要という事になるひとつの目安です。

4.
床と設置している面(キャスター部)は数ヶ月単位でもよいので劣化や変化がないかチェックする。
↓埃っぽい画像で恐縮ですが,定期的に床下との接点をチェックするのは大事かと思います。今回気になったのはマウントしてある機材の電源ケーブルが1種類落ちかけていました。こういう余計なものがキャスターに絡まってしまった状態でラックの移動を無理に行うとバランスを崩す可能性がないとはいえません。

※【注意】この度,投稿にあたってキャスター部を精査した所,同社のキャスターでありながら,
使用(仕様)が異なっていることが明白になりました。右側のラックのキャスター部は"OFF"という刻印がありません。一方左側のタワーに設置したキャスター部は"OFF"という刻印があります。古いタイプのものが左側のストッパーにOFFと刻印されている方であると思われます。外寸は同じですが製造時期やロット違いで"使い方"が異なっていました。他のメーカーでもそのようなマイナーチェンジはよくある事かも知れません。最初に施工する段階で良く頭に叩き込んでおきたい箇所です。左側はストッパーを水平にする事によってロックがOFF状態になり(つまりキャスターが動く),右側の刻印のない方はなんと!ストッパーを斜めにロックする事でOFF状態になります。当然私の不注意ですが,このキャスター部の仕様の違いでもしかすると事故に繋がった可能性は高いです。
2012年の私のアクシデントはキャスター部を完全にロックしていた状態で強く揺さぶった事により”転倒"したのです。

↑以上4点となります。

↑ラックシステム全体のキャスターを稼働可能にした状態(ストッパー機能は全てOFF)

5Wです。私の所有しているものとは違い,
5Wです。私の所有しているものとは違い,"ロック機能"が搭載されていません。"可搬"が多い場合こちらの方が有用性があるかも知れません。

5WL型の現行品です。記事内で説明しているキャスターです。
5WL型の現行品です。記事内で説明しているキャスターです。"ロック機能"搭載型です。ラックを"据え置き"の場合は是非検討なさってくださいませ。

【後述】
2019年現在・・
機材をハンドリングする際に細かい揺れがラックシステムから感じられる為,
私は上述した過去から敏感で不安があることから,
イレギュラーな使用方法ではありますが"耐震用の棒"を天井に向けて2箇所設置しました。
システムの揺れが完全にゼロになった訳ではありませんが,
かなり軽減され気分的(トラウマ)から開放され以前より"集中"出来るようになっています。
↓質実剛健な日本のメーカー製で物凄く良い商品です。色々なサイズあります。

連結システムの左側
連結システムの右側
某日深夜・・室内灯を点けずに作業する事もあります

この商品を見てみる。日本国内においては最も最速な配送と適正価格だと思います。
この商品を見てみる。↑日本国内においては最も最速な配送と適正価格だと思います。

大事なネジを忘れていました。MIDDLE ATLANTIC社のネジは四半世紀愛用しています。インチ規格(10-32)のネジは、ミリ規格(M5)のものよりも若干、径が小さくなっており,よって、ミリ規格のラックレールにも使用することができます。SKBや日本製のラックにも見事に対応します。

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