耐久性(耐候性)が高い!!-有線の配管に必要なグロメットが多数収納!!-一部採寸掲載!!


まず結論から申し上げると
本製品のグロメットはとても
耐久性(耐候性)の
高いものと判断しました。

艶(見た目の良さ)を付けるのが目的でやたら
可塑剤(かそざい)="プラスチックやゴムなどの材料に柔軟性や
加工性を付与するために添加する物質"を多く含有し、
かつ柔軟性を重視するグロメットが多い中、
このグロメットは大変に硬質で、
インサートに手こずっても年単位での使用においては
大変信頼出来そうな材質であると感じています。
そもそも私個人的にはゴム製品の艶は、余計に必要ないと
いう主義です。欲しければ
あとで上質な水溶性シリコーンオイルを
少し塗布すれは良いと考えております。

最初から多量の可塑剤を含んだ柔らかいグロメットは
設置当初は見栄えも良いものですが、
経年劣化が容易くグロメット等の製品が他種の
プラスチック製品と接触した際その状態が長時間維持されると、
融合し剥がせなくなったり、
軟質塩ビ製品はいずれも長年使用しているうちに、
含有している可塑剤が製品表面に滲み出したり
製品の不快なべたつきだけでなく
最終的には製品そのものが溶けてしまい、
他の製品を侵食することも多い訳です。
(古いオーディオや音響機器、
及びPC等の周辺機器のゴム足等が溶け出して
他の製品を侵食するケースやスニーカー等の
底部の劣化等もあげられます)

大きめのグロメットを探していたのですが、
ホームセンターに行っても、
また当サイトでも自己検索が乏しかったせいか、
なかなか見当たりませんでした。
インチ表示で・・
(よく見れば㎜表示も説明にはありました!)
掲載画像の"見た目"でどうにかなるだろうと購入。
利用目的は自動車内で使用する
電源ケーブルやバックカメラケーブル等
数本の配管ASSIGNです。
今回多数収納されていた
1番大きいグロメットを使用しました。

MAZDA社の車のダッシュボードで
ハイグレード社用にツィーター(スピーカー)
がマウントする蓋があった訳です。


それを一旦取り除き、電動ドリルで穴を
開け、何故か
かなり酒に酔っていたせいか?
リューターを使用せずに、
ハンダゴテの枝の部分で熱にて穴を拡張し、
不要な樹脂部はニッパーでカットし
本製品をマウント。

多少センター穴はずれて加工してしまいましたが、
さすが!グロメット!w。
見栄えもまずまずの出来となりました。

ただ、クルマのダッシュボード並に
本製品の1番大きいグロメットは硬く、
太いマイナスドライバーを穴に押し込んで
作業しました。まったくグロメットは
千切れませんでした・・。

至って過酷な環境下での
使用目的がなく他樹脂等の
製品の干渉のないケース(箇所)であれば、
一群のエルパ(ELPA)社製や光(Hikari)社製のグロメットは
寸法もはっきと明記されており、小売り販売されて
いるので購入検討の第一候補には挙がるかと思われます。
一方、本製品は若干業務用途的な
ひと向きでは・・。
耐候性を重視する方にはお勧めです。

最後にデジタル・ノギスで
ざxと測った素人採寸で恐縮ですが、
計った寸法と本製品説明内のインチ表記での
㎜計測が異なっているので1番大きいサイズから
3種類を掲載させていただきます。
ご参考になれば幸いです。
①外31㎜、内17.5㎜。
②外25㎜、内15.0㎜
③外18.5㎜、内12.5㎜
いずれも硬いが高耐久性である。